刑事訴訟法〈上〉 (法律学講座双書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #458733 / 本
- 発売日: 1999-11
- 版型: 単行本
- 325 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
刑事手続の日本的特色の長所、短所をすべて直視する心構えで全体を見直し、「外国人被疑者の逮捕・取調べ」「特殊な捜査手法」等の現代的論点を追加し、さらに組織犯罪対策法等の新法や学説判例などの動向も織り込んだ、わが国の代表的な基本書、最新版。
カスタマーレビュー
代表的体系書
本書の特徴を挙げれば①手続の流れに即していること②各主体(被疑者・被告人、弁護士、検察官、裁判官等)の視点に立っていること③日本の刑事手続は外国と比べてどのような特色があるか強く意識していること④文章が読みやすいことです。
使ってて感じたことは次のとおりです。
内容→①改訂して欲しい(追補は弘文堂から出てますが、平成16年改正に対応してません)②解釈論をもっと詳しく展開して欲しい(2004年4月号から「法学教室」で弟子の酒巻教授が基本原理に遡った解釈論をしていますので、それらを利用か)ことです。
体裁→①条文の引用をもっと細かくして欲しい(小見出しに一括している又は前述の場合に省略していることがある)②手続の流れに関する図が欲しい(三井・酒巻著『刑事手続入門』でカバー可能)③条文索引が欲しいことです。
井上正仁教授も酒巻匡教授も体系書を書いておられないことを考えますと、本書はまだまだ刑事訴訟法の代表的体系書として愛用され続けるのではないでしょうか。
次世代の体系書が待たれる
文章はとてもわかりやすいですし、学術的にもけちをつけるわけにはいかない。
しかし、もはや発行年が古く、二分冊であることも考え合わせると、
これを学習用テキストとして使うことは正直お薦めできません。
では、いわゆる辞書的に使えるかというと、それも期待できません。
本書の目的が講義用テキストであったことから当然なのかもしれませんが、
判例・争点の掘り下げた解説は少なく、叙述がかなり淡白に感じます。
いわゆる論証のようなものはほとんどないといってもいいでしょう。
なお、参考文献も各章末に羅列されており、調べ物の便宜もよいとはいえません。
こうなると、あとは専門的に刑事訴訟法を専攻している方だけが読者対象であり、
一般学習者にはほとんど無用の長物となったと言っていいのではないでしょうか。
双璧をなす田宮刑訴の方が巷の人気が高いのもゆえあるところです。
次世代の研究者さん(『ケースブック刑事訴訟法』著者の誰か)による
新たな体系書が渇望されるところです。





