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東京の流儀

東京の流儀
By 福田和也

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  • Amazon.co.jp ランキング: #59447 / 本
  • 発売日: 2008-11-21
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 240 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
「鰻屋でビールはよしなさい」「私の東京とんかつ地図」
「銀座の柔らかな自負」「取り換えのきかない店」......。
街場のそば屋から高級中華・グランメゾンまで、
ある日は自分だけの「ぴん」の店に通いつつ、
ある日はデジカメを持って撮影行に出向く。
大人の見識あふれる極上街歩き。

内容(「BOOK」データベースより)
「鰻屋でビールはよしなさい」「私の東京とんかつ地図」「銀座の柔らかな自負」「取り換えのきかない店」…。街場のそば屋から高級中華・グランメゾンまで、ある日は自分だけの「ぴん」の店に通いつつ、ある日はデジカメを持って撮影行に出向く。大人の見識あふれる極上街歩き。

出版社からのコメント
 本書『東京の流儀』は、街についての三つの楽しさが描かれています。
 まずは「散歩という逃避する楽しさ」、次に「自分で物事を決める楽しさ」、そして「真摯に店や人とつきあう楽しさ」です。
自分の軸や価値観があってこそ、街歩きというシルエットが持てると、著者の福田氏は喝破します。
「東京の流儀」とはつまり、「自分の東京地図」を作ることだと気づかされます。
 では、自分の東京地図をいかに成していくのか----それについては、ぜひ、本書をご一読ください。


カスタマーレビュー

こういうの書かせたら天下一品!5
本当にこの人は、こういうの書かせたら天下一品ですな。
残念ながら今は廃版になってしまった名著「贅沢入門」を彷彿とさせる内容とも思う。

長年の愛読者にとっては、先刻承知のエピソードも散見するのであるが、例えば「銀座寿司幸本店」の魅力について、若い店員さんのことを書いていたのには、新鮮な驚きがあった。
今までは「寿司幸本店はたしかに良い店だが、他にも優れた寿司屋はいくらでもあるだろう」などと、私は単純に感じていたのだけれど。

私の大嫌いな田中康夫に対して、ところどころさりげなく悪口言ってるのも、思いっきり嬉しいですね。

プロフェッショナルとは5
「GQ JAPAN」の連載コラム。
食、骨董、宿、眼鏡やカメラなどについてのエッセイで、食について書いた章が多いが、新しい店をうろうろと探し歩くのは大人のすることじゃないと著者が言うとおり、お店紹介のグルメ本とは一線を画す。著者は鮨なら銀座寿司幸、イタリアンなら盟友澤口氏の店、宿は帝国ホテルと、決まった店にしか行かない。保守的極まりない。しかし、皿の上だけで何ごとかを評価できるとする浅薄なグルメ評論とは決定的に異なり、料理よりも作り手の歴史と精神を凝視する批評である。客にも相応の訓練とセンスを要求する以上、読んですぐにその店へ訪れようとは思わない。店の良し悪しよりも、自分がその店に行くべき器か、その店のもてなしの厄介さを引き受けられるかどうかをまず自問しなければならない。そういう厳しさを、著者の文章は湛えている。
ガイドブックではなく、著者の教養に裏打ちされた、「プロフェッショナルと何か」という問いへの答えであり、素人の増殖への苛立ちと日々喪われていくプロの倫理への惜別の言葉である。

本書に完敗(乾杯)・・・4
大量生産大量消費の風潮に背を向けて生きるのは難しくて辛い、私のような貧乏人には特に。
食えればいいじゃん、という俗物以外の何物でもない私には、福田和也のこの手の流儀にこだわる文章はいつも耳に痛いのである。
それでも氏の著作を読めば少しは私にも粋で「甘美な人生」が味わえるだろうか?そんなことを思いながら福田和也流東京ガイドブックと位置づけ本書を読み通した。

学生時代愛用していたという白山眼鏡店の眼鏡を悪くはないが物としての品格が無いと一刀両断にし、昭和天皇と同じ眼鏡を皇室御用達の村田眼鏡舗で作成したという。
本書で最も印象に残っているのが、その眼鏡、サンプラチナのものが30万、金のものが軽自動車一台分だったという件である私は骨の髄まで俗物であるようだ。