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「壊れ窓理論」の経営学 犯罪学が解き明かすビジネスの黄金律

「壊れ窓理論」の経営学 犯罪学が解き明かすビジネスの黄金律
By M・レヴィン

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  • Amazon.co.jp ランキング: #23956 / 本
  • 発売日: 2006-05-24
  • 版型: 単行本
  • 197 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
小さなことが大きな成功を生む

「壊れ窓理論」とは、小さな犯罪(壊れ窓)を放置すると大きな犯罪を招く、だから小さな犯罪を取り締まれ、というものだ。この犯罪学の理論をビジネスに当てはめたのが、本書である。有名企業の豊富な事例をもとに、あなたの会社の「壊れ窓」を防ぐ方策を伝授。

内容(「MARC」データベースより)
コカ・コーラの「ニュー・コーク」失敗から学ぶこと、創業者の理念を忘れたハンバーガーショップ…。顧客に与えた小さな綻びが会社を滅ぼす。犯罪学をビジネスに応用し、豊富な事例をもとにわかりやすく解説。

出版社からのコメント
 1994年、ニューヨーク市長に選出されたルドルフ・ジュリアーニは、地下鉄の落書きを一掃し、タイムズ・スクエアから街娼とポン引きを追い出して、マンハッタンを家族連れにも安心な街にすると宣言した。ジュリアーニは、警察本部長ウィリアム・ブラットンと組み、“小さな犯罪”を徹底的に取り締まった。以後、殺人、暴行、強盗などの凶悪犯罪は激減し、治安のいい都市に生まれ変わったのである。そのすべての第一歩は地下鉄の落書き対策だった。この取り締りのもとにあったのが、「壊れ窓理論」である。1枚の壊れた窓は、ここは無法地帯だというシグナルを発し、多くの犯罪を招く、だから壊れた窓はすぐ修繕せよ、というものだ。
 この犯罪学の理論をビジネスに応用したのが本書である。著者は、ビジネスにこそ有用な理論だと言い切る。ビジネスにおける壊れ窓とはなんだろうか? どんなビジネスであれ、小さな綻び(壊れ窓)はいたるところで見られる。それは、製品の不具合や行き届かないサービスであったり、店舗のトイレの汚さ、ホームページのデザインの悪趣味、従業員の無愛想であったりする。それらは消費者に悪い印象を与え、二度と顧客にならないかもしれないのだ。本書では、有名企業の豊富な事例をもとに、「壊れ窓」を解説、その修繕策、防止策を伝授する。以下具体例。・グーグルの検索エンジンのすごさ ・アップルコンピュータの熱狂的支持者 ・ディズニーの行列対策 ・ヤンキース球団の選手への「ひげ禁止令」 ・コカ・コーラの「ニュー・コーク」失敗から学ぶこと ・イケア(家具販売)の巧みな購買層戦略 ・スターバックスの研修制度 ・ターゲット(小売)の店作り等々。
 ビジネスの神は細部に宿る。


カスタマーレビュー

要するに「凡事徹底」。5
割れ窓理論を企業活動に活かそうという内容の好著。

ニューヨークの治安が良くなり、
犯罪が減ったというのは有名な話。
懐疑的な見方もあるが、第10章のディズニーランドの事例で納得がいった。
多くの人にとって、その自己体験にも合致すると言って良いだろう。

ディズニーランドは確かに『壊れ窓をつくらない企業』だ。
ペンキのハガレや劣化は夜間にすぐ補修される。
落ちたゴミはすぐにカストーディアルによって清掃される。

これらは「清潔」だけでなく、ゲストのマナーを良くし、
キャストの笑顔の質にも影響を与えているだろうことは容易に想像できる。

要するに凡事徹底。
小さなことにこだわりぬく事が、大きな差異を生む。
掃除は、「ただ単に、掃除したそこだけが綺麗になる」ということだけではないのだ。

最後の『<ビジネスの壊れ窓>の誓約書』は、著者による読者への「徹底」「最後の念押し」だ。
筆者の厳しい監視の目は、ついに読者の今後にまで及ぶのか。。

推薦。

タイトルに惑わされるな3
「ニューヨークの凶悪犯罪が減ったのは地下鉄の落書きを消したから」
壊れ窓理論をきちんと勉強したことのない私のような一般人には、この程度の知識しかありません。
その理論を経営学に昇華させるとは…と興味をもちつつ手に取りました。
しかし、「経営学」といってしまうには物足りない内容で明らかにタイトル負けしてます。
ただ、「あなたの会社にも壊れ窓はないか?」という再三の問いかけと、ささいなことを大事にするか疎かにするかで大きな差がつくという指摘は、豊富な企業事例が紹介されていることによって、それなりの説得力があります。
経営学説本としては評価できないですが、特に不特定多数の顧客を相手にする流通サービス業の方々にとって、ちょっとしたことで顧客を失う可能性に気づかせてくれるという意味では有益な本なのではないでしょうか。

標題に釣られて。。。4
標題の物々しさに較べて内容は平易に書かれており、訳もこなれています。その内容ですが、NYの事例の展開かと思わせたのに反して、マクドやデズニーランド、先日店舗視察に行った米国のターゲット、インアウトハンバーガーなど、ほころびを見せて「転落した」企業や、ほころびを防止して支持拡大した企業の事例を、特にサービス業、小売業、外食産業など身近な会社を中心に「壊れ窓=ほころび」がいかに問題か、「納得できる」表現で紹介しています。
さっと一日で読める分量。最後に自署を入れれば完読を証明する「誓約書」のページがあって笑ってしまいますが、皆さんにも一読をお勧めしたい本です!