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インビジブルレイン

インビジブルレイン
By 誉田 哲也

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  • 発売日: 2009-11-19
  • 版型: 単行本
  • 454 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
姫川玲子が新しく捜査本部に加わることになったのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者が指定暴力団の下部組織構成員だったことから、組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ず、捜査は膠着状態に。そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。捜査線上に「柳井健斗」という名前が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだが…。幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件。姫川玲子は、この結末に耐えられるのか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
誉田 哲也
1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。2003年、『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

姫川玲子、「忍ぶ恋」する5
姫川玲子シリーズ第4作。
シリーズもこうして熟してくると、登場人物の人生が気になる。

「仕事ひとすじ」の姫川主任にも、そろそろ・・と読者は期待する。
そういう姫川に、心惹かれる相手が登場。極めて魅力的な侠(おとこ)だ。
本作の魅力は、この侠(おとこ)の魅力に拠って立つところが大きい。

だが姫川の恋は、始まりから既に「忍ぶ恋」であることを宿命づけられていた。
そして複雑に綾なす事件の連鎖が悲劇を呼ぶ。

とても面白かった。読んで損はないと思う。

重なり合う3つの復讐劇4
 三つの復讐劇が重なり合い、やくざの跡目抗争に絡むサスペンス長編。ツイストの程度がちょうどいい。更に悪役キャリア警察幹部が登場し、もう一段事件をややこしくしている。今回は牧田という長身のやくざがほぼ中心人物といっていい。事件が縦糸で、警察機構のきしみが横糸だとすると、更に斜めに絡むのがなんと姫川主任の道ならぬ恋。姫川玲子といえども、やっぱり長身でしゅっとした男には弱いんだね。
 ちょっと詰め込みすぎてとっちらかっちゃったかも。レギュラー・メンバーは影が薄いし。