鯨岩
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #856732 / 本
- 発売日: 2003-02-21
- 版型: 単行本
- 237 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
米軍に接収されたが使用されていない軍用地で、もともとの地主が農業を続ける“黙認耕作地”。毎年莫大な土地使用料を支給されながらも、米軍が使うと言えばすぐに明け渡さなければならず、その金を目当てにいろいろな人間が近づいてくる。
何もやることがないし、やりたいこともない軍用地主の孫の邦博。結婚に失敗して流れ着くように東京から旅してきた美佐子。水商売の女や借金や寄付を求める人々にまとわりつかれながらもかたくななまでに自分の生活を守るおじい。軍用地を耕作するために本業よりも米軍関係者の接待に精を出す農協長・・・。
沖縄の気怠く濃密な空気のなかで描かれる、奇妙な人びとの物語。
内容(「BOOK」データベースより)
「金に使われている。金なんかないほうがいい」目が離せない沖縄の今を、シリアスにユーモラスに描く芥川賞作家の最高傑作。
内容(「MARC」データベースより)
「金に使われている。金なんかないほうがいい」 米軍に接収された土地にある「鯨岩」に登るウチナーの男とヤマトンチュの女…。目が離せない沖縄の今を、シリアスにユーモラスに描く。
カスタマーレビュー
沖縄の社会的テーマを扱う作品
著者は96年芥川賞受賞者。 在沖縄米軍に土地を接収された「軍用地主」。彼らは耕作地を奪われ、働くこともなく地代を手にする。そんな軍用地主の生活崩壊と、それに抗する人々の姿を著しています。
登場人物のもつ、沖縄の自然や風習を守りたいという苦悩や想い、現実を前向きに受け入れていく強かさを感じた。
登場人物である「佐竹美佐子」の突然の登場、ストーリーの中での位置づけが不自然な感じを受けましたが、沖縄の抱える社会的テーマ(問題と呼んでいいのかわからない)のひとつについて、知ることができました。
沖縄をリゾートとみている方に読んでいただきたい一冊です


