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死びとの座 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)

死びとの座 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)
By 鮎川 哲也

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  • 発売日: 2002-03
  • 版型: 文庫
  • 361 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
一人めの被害者は、芸能人のミッキー中野こと秋葉原好一だった!彼は東京・中野区の公園に置かれたベンチに座っているところを、拳銃で撃ち抜かれて息絶えていた。―捜査陣は、つぎつぎに出現する密疑者に困惑する。スチュワーデス、フリーのルポライター、ライバルの同業者たち…動機をもつ人物が多すぎるのだ。鬼貫警部は北へ西へと奔走し、彼らのアリバイ工作を崩そうとするが、やっと嘘を見破っても、即犯人検挙とならないから厄介だ。


カスタマーレビュー

うまいっ4
著者の作品としては不思議なオープニングかもしれませんが、さすが鮎川哲也。すごくさりげないテクニックに唸りました。もちろん必死に犯人当てを試みる読者なら気にならないのかもしれませんけど。素人の頓珍漢な読後感を書かせてもらうなら、僕は法月綸太郎の「雪密室」を思い出しました。

「死びとの座」ってイメージもいいし、読後にこのタイトルを眺めているだけでもいろいろと著者の企みや底知れない実力が伝わってくるようで、印象的な作品です。この光文社のシリーズ、いいですよね。

ベンチがおしゃれ4
 1983年に新潮社から出た単行本の文庫化。
 芸能界の「そっくりさん」ショーを題材とした作品。特異な世界であり、それだけでも面白かった。こういう題材だけにネタが割れるのは早い。もう少し構成を工夫できなかったものか。ただ、メイントリックは素晴らしい。著者の大胆さにびっくりさせられた。
 鮎川作品のなかでも傑作と言っていい一冊だろう。