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鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)
By 宮部 みゆき

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  • 発売日: 2000-04
  • 版型: 文庫
  • 363 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
他人の心を読むことのできる女性刑事・本田貴子は、その能力ゆえにさまざまな試練に直面し、刑事としての自分の資質を疑ってゆく…。(「鳩笛草」)高校生の妹を殺害された兄に代わって報復の協力を申し出た青木淳子。彼女は、人や物を念じただけで発火させてしまう能力を持っていた…!(「燔祭」)超能力を持つ3人の女性をめぐる3つの物語。

内容(「MARC」データベースより)
祖母の死で独りぼっちになった麻生智子。8歳のとき事故で両親を亡くし智子は記憶喪失となるが、祖母の隠していたビデオを見て、以前の自分には「ある能力」があったことを確信する。情感溢れる異色ミステリー三部作。〈ソフトカバー〉


カスタマーレビュー

短編なのに巧く味付けされてます4
生まれながらに超能力を持ち合わせた人たちが主人公として綴られる短編集です。

予知能力、念力放火能力(パイロキネシス)、そして心を読み取るをもったそれぞれの女性たち。
共通するのは、その能力故にその身が決して幸福ではないこと、むしろ不幸であるといえる。

小説的には、SF小説として位置づけられるのだろうが、能力者の悲哀を存分に描ききった鳩笛草を含め能力者の人物像の描写と物語の構成はさすが宮部みゆきだと思わされる。
それぞれ、手ごろな短編3つですから、是非手にとって読んでみてください。
3編それぞれ違った後読感が得られますよ。

それから、「燔祭」は、長編小説「クロスファイア」へつながる重要な話なので、クロスファイアに手をつける前に是非読んでおいてください。
余談ですが、「燔」にはたきぎを燃やしすという意味があるようです。なるほど、感じ入るタイトルのつけ方です。

特殊能力万歳5
特殊能力者の話が3編とも本当にきれいに描かれていて,読み終わって満足した一冊でした.特に「燔祭」は,映像的な描写がすばらしく,大変印象的でした.

クロスファイアの前に4
中の一編燔祭は、クロスファイアの前編です。クロスファイアは映画にもなったのでお読みになった方も多いと思います。しかし、それだけ読むと、ちょっと不明な点が出てくると思うので、まずこの本を読みましょう。