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三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)

三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)
By 浅田 次郎

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  • 発売日: 1999-07
  • 版型: 文庫
  • 315 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
阪口健太、通称ピスケン。敵対する組の親分を殺り13年刑務所で過ごす。大河原勲、通称軍曹。湾岸派兵に断固反対し、単身クーデターを起こした挙句、自殺未遂。広橋秀彦、通称ヒデさん。収賄事件の罪を被り、大物議員に捨てられた元政治家秘書。あまりに個性的で価値観もバラバラな3人が、何の因果か徒党を組んで彼らを欺いた巨悪に挑む!悪漢小説の金字塔。


カスタマーレビュー

読みやすいが飽きない!5
 浅田次郎さんの作品の中でも一番好きなシリーズです。
 読みやすいのに何度も読んでしまいます。登場人物が、主役の3人はもちろん、脇を固めるメンバーも、いいんですよねぇ。ゴンさん、克兄ぃ・・・魅力的なキャラクターだらけです。
 そして一話一話完結していつつも、全体通して(3巻とおして)ひとつの話としてまとまっているところがまたいいです。3巻まとめて読んでもいいですし、一冊一冊別々に読んでもいいですし、何なら一話一話別々に読んでも十分楽しめます。

 「蒼穹の昴」のように練りこまれたストーリーも壮大でよいんですが、私としてはこういった小説に浅田さんの原点があるんじゃないかなぁと思います。

 「プリズンホテル」の方が有名かとは思いますが、プリズンホテルが気に入った人はもちろん、より多くの人に読んでもらいたい一冊(三冊)です。

笑いあり、涙ありの痛快小説です5
主人公は個性的で価値観も全くバラバラな3人。でも彼らに共通するのは、バカ正直で昔気質の生き方しかできないこと。そのせいで、悪巧みをしているにもかかわらず、巧みに闇をくぐりぬける現代気質の悪漢に3人とも、痛い目にあわされてしまいます。ところが、ひょんなことから知り合いになったその3人組が協力しながら、逆に、痛い目に会わせた巨悪をギャフンといわせる痛快小説です。読後の爽快感は格別で、思わず「やった」と思ってしまいます。また、著者独特の、ほろっとさせられる点、考えさせられる点もあり、まさに笑いあり、涙ありの小説です。ただ、通勤電車で読むのはご注意!面白さに大笑いしてしまう可能性ありです。

痛快!!5
日ごろ「正直者はむくわれない」とくすぶっている方にはオススメです。勇気がわきます。
2巻ではプリズンホテルにも登場した看護婦さんのマリアさんのその後も読めてトクした気分。
泣けて笑える痛快エンターテイメントです。