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象牙色のクローゼット (光文社文庫)

象牙色のクローゼット (光文社文庫)
By 赤川 次郎

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  • 発売日: 1994-09
  • 版型: 文庫
  • 337 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
杉原爽香、二十一歳の冬。中学時代の恩師・河村布子の家を訪ねた爽香は、河村家に居候中の女の子・由季と劇的に出会った。由季は、殺人事件のあった夜、行きずりの男とホテルに入り、帰り道で非常線に引っかかり補導されたという。一方、布子の夫・河村刑事は女性ばかりを狙った連続殺人を捜査中だったが。爽香がまた一歩大人に…人気シリーズ第7弾。


カスタマーレビュー

大人になった爽香4
この作品は爽香が大人になったと実感させられます。明男と別れて以来、恋ができない爽香が一生懸命明男から卒業したがっているのがひしひしと伝わります。

そんな恋愛経験は決して豊富ではない爽香が河村刑事の親戚の由季に出会います。売春経験まである不良じみた由季ですが、根はいい子だと悟った爽香はなにかと由季にお節介をし、二人は心を通わせます。今作はそんな爽香と由季の交流が最大の読みどころだと思います。

大人びた少女4
作者、読者とともにキャラクターも成長する特異な作品の爽香シリーズです。サイコ・ミステリ風の異常な連続殺人事件を追うだけでなく、居候の不良少女、由季や事件の犯人がそれぞれ抱える心の暗い部分の描写にも共感できます。成長した爽香の重みのある考えも印象に残ります。