友よ・夏の花・原爆詩 (日本の文学 (40))
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #391706 / 本
- 発売日: 1985-01
- 版型: 単行本
- 286 ページ
カスタマーレビュー
アマゾンにはカバー写真すらありませんが
長崎原爆資料館売店にありました。
ネットショップも展開されていまして、その売店しかない本も取扱があります。
芥川賞作家、林京子の4編の他に、原民喜の小説3編、原民喜/峠三吉/栗原貞子の詩が計10編、おさめられています。
詳細な用語解説があり、作者が背負った詳しい時代背景を、遠藤周作他のインタビューなどで数十ページ書かれてあります。
シリーズものの1冊ですので、安価に設定されています。
ここから好きな作家の他の作品を追いかけるきっかけの書となります。
「夕凪の街 桜の国」に出会ってから、一度は旅先に選んでいた両市を見直すため、歩き直しています。
ただ悲惨なだけではない、連綿としたつながりを求める視点は、この作品が「発明」したのかと思っていましたけれど
私の知識不足でした。
栗原貞子は「ヒロシマというとき」で、世界は「やさしくこたえて」くれない現状を突き、
(あなたたちにはパールハーバーも南京もあるではないか、と)
林京子は「二人の墓標」で、被爆当日でさえ「知るもの」と「知ったつもりのもの」との絶望的な違いが発生していることを描いています。
(命からがら帰ってきた少女に、友人の所在を無遠慮に聞いたりムラ社会の日常を見せつけたりする)

