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日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり

日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり
By 久繁 哲之介

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  • Amazon.co.jp ランキング: #93524 / 本
  • 発売日: 2008-04
  • 版型: 単行本
  • 256 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
--どこでもできる、地域資源と市民のアイデアによるまちづくり!--

 いま、日本のまちづくり、都市のあり方が改めて問われています。
 こうしたなか、本書は、市民のライフスタイルを尊重し、地域固有の文化・風土を市民自らが発見・活用するまちづくりについて詳解します。
 本書が提唱する「日本版スローシティ」は、イタリアのスローフードに端をを発したスローシティ運動を元に、日本の地域事情をふまえた新しいまちづくりです。つまり、「食文化」だけでなく、地域が誇れるものは何でもいい。地域に眠った資源を市民自ら掘り起こして、市民のライフスタイルにあったまちをつくることが、いま求められています。
 地域に暮らす人たちのライフスタイルを最もよく知る人=地域市民の手によって、まちを再生させる。もちろん、市民だけでは難しいため、行政や専門家は、市民のアイデアをうまく引き出して、側面から支援しながら共に進めていく。これが、「日本版スローシティ」です。

 ◇公共空間を"サードプレイス"にすることによって生まれる「憩いと交流ある空間」
 ◇そこに暮らす市民だけではなく、来訪者をも交えた「開放型コミュニティ」によるつながり
 ◇大型SC・チェーン店にはない、「おもてなしの心」が感じられる商店街・裏通り
 ◇地域スポーツクラブを創設・育成することによって得られる、地域商店街や市民の「一体感」
 ◇人・もの・景観・建物・文化・風土など、さまざまな地域資源を活用した、「まち物語消費」

 中心市街地活性化、地域再生に取り組む方々、自治体・都市計画コンサルタント、商工界などまちづくり関係者必読の一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)
どこでもできる、地域資源と市民のアイデアによるまちづくり。市民ライフスタイルを尊重し、地域固有資源を市民自らが発見・活用する地域再生の事例と方策を詳解。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
久繁 哲之介
1986年、早稲田大学教育学部卒業。同年、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。主にマーケティングを担当、公私で欧米都市および国内都市を巡歴。欧米都市と日本都市の違いを実感、都市問題の研究を志す。1994年より民間都市開発推進機構に勤務。現在、同機構都市研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

目から鱗の洞察の数々5
著者は先月、某雑誌寄稿論文にて本書刊行を予告紹介していて、それを見て私は非常に共感し、本書発売を心待ちしていた。とりわけ共感した部分を引用させて頂く。

『何故、「日本版スローシティ」というタイトルなのか。地域固有の文化・風土を保存し活用するイタリア発祥の「スローフード運動、スローシティ運動」の根底にある「精神」に、技法の模倣に走る日本まちづくりは見習うべきことが多々あると主張するためである。技法の模倣と、高貴な精神を見習うことは、似て非なるものだ。・・・・」

「技法の模倣」の紹介しか書くことのできない建築屋や学者の本と比べると、このように著者の文章は、流れるように美しく非常に読み応えがある上、技法紹介の限界を指摘しながら新たな、しかも実践可能な理論を展開している。本書は、私のような不動産業界人や建築業界人には非常に有益である。そして何よりも、自分の住む地域を活性化させたい方、また自分の町は今後どうなっていくかに関心のある方は、ぜひ本書を読むことを推奨する。目から鱗の洞察の数々から、必ずや新たな知見を得られるであろう。

市民も共感できる街づくりの本5
 某JAZZフェスタ実行委員長のブログで「まちづくりを志す人、行政、政治家は読むべき本」だと絶賛してるから読んでみた。
 まさにその通り! 彼も私も音楽家で都市問題は素人だが、自分の住む街を魅力的にしたいと切望している。こういう我々のような一般市民の願いを叶える理念とそれを実現するアイデアを一般市民にも解りやすく説明してくれる本です。そして、「市民のため」と見え見えの建前ばかり言う「行政、政治家」には本当に読んでもらいたい本です。市民が解りやすく読めて共感できる街づくり本に私は初めて出会いました。
 我々のような一般市民が幸せになる為の街づくりを主張する「スローシティ」という理念と著者の久繁哲之介氏を我々一般市民は応援します。