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最上義光 (人物文庫)

最上義光 (人物文庫)
By 永岡 慶之助

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  • 発売日: 2009-11-10
  • 版型: 文庫
  • 394 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
「もはや、信じられるのは自分だけだ。おれは鬼になる。鬼になって最上の家を興してみせるぞ!」戦国出羽(現在の山形県)の小大名最上家に生まれた義光は、最上家興隆を願い、近隣の伊達家、上杉家に果敢に対抗する。周辺一族との攻防、長谷堂の戦い(北の関ヶ原)等、苛烈な戦国の掟の中、武略と権謀を駆使し、五十七万石の大大名に伸し上がった出羽の英雄・最上義光の生涯を描く長編小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
永岡 慶之助
1922年、福島県会津生まれ。東洋大学文学部卒業。雑誌編集者を経て、作家生活に入る。『斗南藩子弟記』で第四十五回、『紅葉山』で第六十回直木賞候補。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

これはひどい1
 いままでレビューは書いたことがなかったのですが、あまりにもひどい本なので我慢できなくなりました。まずこの本のタイトルですが、これは『伊達政宗と最上義光』に変えるべき。394ページ中半分以上が伊達政宗に関する記述で最上義光の小説が読めると期待していた自分にはかなりショックでした。伊達輝宗横死とか人取橋の戦いとか伊達側の主要な事件とはいえ、正直どうでもいいんですけど… その上、大宝寺義氏や小野寺義道、本庄繁長などとの最上側の抗争はカットってもう誰が主人公なのかも分からないです。挙げ句の果てに長谷堂城の戦いを直江兼続サイドから書いていますし。奸悪で悪巧みのうまい最上義光なら別にいいんですが、最上義光自体を全然書かないというのは一体どういうつもりなのか。時折出てくる義光もただおろおろしているだけの愚将で、全く魅力がありません。
 他のレビューアーの方のおっしゃる通り、史実考証も古いです。中野義時が登場するのはまだしも、政宗の毒殺未遂が義光の指示によるものだということに事になっていたり、周囲の豪族を義光が先導して政宗に反抗させたことになっていたり、もう滅茶苦茶。

がっかり…1
書き下ろしというので期待して読んだのですが
テンプレどおりの(世間から誤解されている)義光像で、
はっきり言ってがっかりしました。
10年以上前の本の復刻版ならともかく、
書下ろしなのに中野義時を実在の人物として扱っているのは驚きです。
フィクションと割り切って読むにしても
もう少し史実に基づいて書いて欲しかった。