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岩崎弥太郎〈上〉 (人物文庫)

岩崎弥太郎〈上〉 (人物文庫)
By 村上 元三

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  • 発売日: 2009-04-05
  • 版型: 文庫
  • 414 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
土佐の地下浪人の子に生まれた弥太郎は、安積艮斎、吉田東洋らに学ぶ一方、坂本龍馬、後藤象二郎ら時代の志士たちの中で眼を覚ます。江戸で幕府の衰運を見、長崎でグラバーはじめ各国の商人たちと出逢い新時代の息吹を知り、“商業をもって国を興す”ことを志す。変革期の藩を支えた若き日の実業家の雄姿を描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村上 元三
1910(明治43)年~2006(平成18)年。東京都出身。1941年、『上総風土記』により第一二回直木賞受賞。1965年、NHK放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

激動の時代にリスクを大胆にとって成功した大物の人生4
前半は、土佐藩士である東之助が主人公かのような展開で、弥太郎がいったいどこで活躍し
はじめるのだろうかと思わせるところは、読者を良い意味でいらいらさせ、弥太郎が前面に
早く出てこい!と思わせます。それにしても、明治維新という激動の時代において、何が
将来起きるかを見通す力と、土佐藩、明治新政府と堂々渡りあう度胸と政治力があったから
こそ大成功を遂げることが出来たのだろうと思いますし、弥太郎の持っている「熱」という
ものを読み手に感じさせてくれます。多額の費用を使い、借金をするリスクを負いながらも、
したたかに儲けに繋げていく大胆さには、あの時代だったからこそ出来た部分もあったのでは
ないかと思います。また、坂本竜馬、後藤象二郎などの大物と接点においては、政治には全く
興味を示さなかった弥太郎に不思議なものを感じます。