花のノートルダム (河出文庫)
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商品の詳細
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- 発売日: 2008-12-04
- 版型: 文庫
- 399 ページ
エディターレビュー
内容紹介
神話的な殺人者・花のノートルダムをはじめ汚辱に塗れた「ごろつき」たちの生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた希代の名作にして作家ジュネの獄中からのデビュー作が全く新しい訳文によって甦る。
内容(「BOOK」データベースより)
「ジュネという爆弾。その本はここにある」(コクトー)。「泥棒」として社会の底辺を彷徨していたジュネは、獄中で書いたこの一作で「作家」に変身した。神話的な殺人者・花のノートルダムをはじめ汚辱に塗れた「ごろつき」たちの生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた希代の名作が全く新しい訳文によって甦る。
著者について
1910年パリ生まれ。42年刑務所内で詩集『死刑囚』を書き、才能が認められる。終身禁固となる所をコクトーやサルトルらの運動によって特赦を受けた。著書に『花のノートルダム』『ブレヒトの乱暴者』『泥棒日記』等。
カスタマーレビュー
哀しきノートルダム
これが「あの」ジャン・ジュネの処女作だとは、私にも信じがたかった。それくらい優れた小説なのだ。獄中で書いたというらしいのだが、そこら辺の通俗文士ですら「荷物まとめて夜逃げする」くらい「素晴らしすぎる」。
もしジュネが生きていたら来年で100歳になっている。それは置いておいて、「同性愛小説」はフランスにおいては必ずしもタブーではなかった。が、ここまで綿密に物語を紡ぐやりかたにはただただ脱帽するほかない。タブーであろうがなかろうが。
☆は5つだが、「ブレストの乱暴者」「泥棒日記」に比べると完成度は高くないかもしれない。しかしどこからどう読んでも素敵な小説なので、文句なしの5点。
もちろん、初めてジュネを読む方にも本作はお勧め。これを好きになったら、廉価で出回っている「葬儀」などを読んでみてください。気がつけば、ジュネの世界に浸っていることでしょう。




