源泉の感情 (河出文庫)
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商品の詳細
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- 発売日: 2006-02-04
- 版型: 文庫
- 440 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
死の直前に刊行された画期的な対談集。小林秀雄、安部公房、野坂昭如、福田恆存、石原慎太郎、武田泰淳、坂東三津五郎、豊竹山城少掾、武原はん…美のかたち、二十世紀文学、エロチシズムと国家、死の哲学、伝統芸術の今日性、憲法と戦後など、各分野の第一人者と幅広くかつ深く語り合った最後の対話篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三島 由紀夫
1925年、東京生まれ。学習院を経て、東大法学部を卒業。16歳で「花ざかりの森」を発表し、天稟を注目される。戦後、「仮面の告白」で作家としての地位を確立。代表作に「金閣寺」「豊饒の海」四部作など多数。1970年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
文学の鬼
本書は、三島由紀夫と小林秀雄、安部公房、野坂昭如、石原慎太郎、武田泰淳、坂東三津五郎などとの、合計十四もの豪華な大御所対談が収録された一冊です。
伝統主義者たる三島の文学に対する驚くべき豊饒な知識と、それを通して彼が透視する同時代の文学というものが対談により顕現され、非常に勉強になります。全ての対談を通して、三島や対談者の、昭和日本男児特有のパッションが感ぜられ、意見が異なるところは妥協せずに言い合うという姿勢が凄く魅力的です。これを読むと、平野啓一郎氏の対談集が、単に知性重視の戯言にすら見えてしまいます。三島はやはり、平野氏以上に豊富な知識と情熱を備えた人物であり、疑うこと無きカリスマです。彼の知性には嫉妬を感じる前に天晴れお手上げという状態です。まあ、小林秀雄に『金閣寺』を「小説では無くて叙情詩」として一蹴されてしまったのは可哀相ですが 苦笑。我々の時代を認識する為にも非常に有益な対談集でした。




