世界リンチ残酷史 (河出文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #537860 / 本
- 発売日: 2002-08
- 版型: 文庫
- 267 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
浅間山荘事件を起こした連合赤軍の凄惨なリンチやオウム真理教内部でのリンチなど、現代日本でも「私刑」は生き続けている。古今東西の戦慄的な話を紹介しながら、刑罰や人権、群集心理などを問う奇書。
内容(「BOOK」データベースより)
浅間山荘事件を起こした連合赤軍の凄惨なリンチや、オウム真理教内部でのリンチ事件など、現代日本でも人びとを震撼させる「私刑」は、なぜ起こり、なぜ根絶しないのだろうか。有名なKKKのリンチやロシア革命期の民衆リンチをはじめ、古今東西の戦慄的な話を紹介しながら、群集心理や深層心理、刑罰思想や人権思想、人間社会のあり方などを問う奇書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柳内 伸作
1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。陸上自衛隊調査学校の心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を卒業後、防衛庁陸幕調査部の情報工作官、陸上自衛隊高射学校で戦史教官。週刊誌掲載のクーデター論で免職、裁判で係争中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
very interesting book , but......
柳内伸作氏の著書を読むのは『残虐の民俗史』に続いて本書が二作目だと思いますが、いづれも人間の残忍・冷酷な肉刑をメインに扱った興味深いトピックが目白押しに満載されていて興味深く存じます。とくに本文庫は私刑(リンチ)を中心に、鋸引き刑や蒸し殺し刑、目潰し刑、舌抜き刑、生き埋め刑、炙り責め、釘打ち刑、獣刑、圧殺刑、等々各種の処刑法が次々と登場して、読む者を飽きさせることがありません。ただしかし、大半の記事が孫引きである上に固有名詞の誤記も散見されるため、やや読み辛い点が指摘出来る事実も否めないでしょう。
本書の真骨頂は、その「あとがき」に記された問題提起にあり、「被害者の命が殺人犯の命より格段に低いかのような昨今の日本の判決」に警鐘を鳴らしつつ、「犯罪者の人権を過剰に尊重する意見は...、結果的に犯罪を擁護することにつながる」と現代日本の量刑の軽さと理不尽さとを糾弾して已まぬ著者の姿勢にこそあると言ってよいでしょう。そういう意味合いで本書は一読に値する文庫となっております。
very interesting book , but......
柳内伸作氏の著書を読むのは『残虐の民俗史』に続いて本書が二作目だと思いますが、いづれも人間の残忍・冷酷な肉刑をメインに扱った興味深いトピックが目白押しに満載されていて興味深く存じます。とくに本文庫は私刑(リンチ)を中心に、鋸引き刑や蒸し殺し刑、目潰し刑、舌抜き刑、生き埋め刑、炙り責め、釘打ち刑、獣刑、圧殺刑、等々各種の処刑法が次々と登場して、読む者を飽きさせることがありません。ただしかし、大半の記事が孫引きである上に固有名詞の誤記も散見されるため、やや読み辛い点が指摘出来る事実も否めないでしょう。
本書の真骨頂は、その「あとがき」に記された問題提起にあり、「被害者の命が殺人犯の命より格段に低いかのような昨今の日本の判決」に警鐘を鳴らしつつ、「犯罪者の人権を過剰に尊重する意見は...、結果的に犯罪を擁護することにつながる」と現代日本の量刑の軽さと理不尽さとを糾弾して已まぬ著者の姿勢にこそあると言ってよいでしょう。そういう意味合いで本書は一読に値する文庫となっております。

