時代の声、史料の声
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #301039 / 本
- 発売日: 2009-02-17
- 版型: 単行本
- 219 ページ
エディターレビュー
内容紹介
徹底した史料の読み込みで知られる記録文学の第一人者が、ノンフィクションと小説の関係など、記録と文学という問題意識をベースに、ボクシング小説体験、癌で逝った弟の話、東京の空襲の記憶などを語る対談集。沢木耕太郎他。
内容(「BOOK」データベースより)
ボクシングにのめりこんで取材した日々から、東京の戦前、戦中、そして戦後のさまざまな記録。小説とノンフィクションの関係を語りながら、たしかな体験を記述し続けた作家の、貴重な時代の証言集。
著者について
1927-2006。東京生まれ、作家。純文学短編、記録文学、戦記小説、事件小説、歴史小説など。作品に『破獄』『陸奥爆沈』『天狗争乱』など。吉川英治文学賞、讀賣文学賞、大佛次郎賞、菊池寛賞ほか受賞。
カスタマーレビュー
生前の貴重な声
錚々たる十人との対談で、青春時代が苦難の戦争時代であった、その生の声が伝わってくる。
吉村昭「じゃ、上がってやんなさいよ、実際にやってみないと書けないだろうと言われてね」
沢木耕太郎「小説『鉄橋』の中にも出てきますよね、引っ張りあげられたということが…」
吉村昭「弟に見せろと言われた時にそなえて、癌であったらこうは書けないと贋の日記を…」
加賀乙彦「核心だけは慎重にはずして、それにしてもフィクションのように芸が細かい」
吉村昭「戦争って、勝つと人を多く殺したやつが勲章をもらえるんですよ、一歳違うと…」
半藤一利「地方に行けば、さらに違います」
吉村昭「新都庁舎、外から見た感じではごてごてしていて、あまりいいデザインではないですね」
森まゆみ「一つの象徴として仕方がないのかもしれませんが、ふらっと入れるようなものが…」
吉村昭「そう。いやな時代だった」
城山三郎「我々世代には、権威とか権力的なものはもうこりごりという気持があるでしょう」




