ハーバードからの贈り物 (Harvard business school press)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #24979 / 本
- 発売日: 2004-09-15
- 版型: 単行本
- 190 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
ハーバード・ビジネススクール最終講義で 教授たちから贈られる珠玉のエピソード集
ハーバード・ビジネススクールでは、各学期の最後に特別な授業がおこなわれる。カリキュラムの枠を超え、教授たちはみずからの体験に根ざした、今の自分を支えている“大切なエピソード”を披露する。手の込んだ資料を用意する教授、くしゃくしゃのメモを握りしめて話す教授、教室を歩きまわりながら語る教授……。スタイルはさまざまでも、伝えようとしていることはひとつ、リーダーのあるべき姿、である。
世界じゅうから集まってくる若き精鋭たちを前に、教授たちはさまざまなエピソードを用意して、ハーバード出のMBAがなんだ、素裸の己を忘れるな、と説く。周りを蹴落としてでもトップになりたい、競争には勝たねばならない、その一心で勉強してきた学生たちは、普段の授業とのギャップに驚き、教授たちの懐の深さにあらためて感動し、何ものかになりたいと切望する前に、自分はいったい何ほどのものか、との問いに向き合うことになる。それぞれのエピソードが教える教訓は、職業や年齢を問わず、人間がともに働き、ともに生きる場であれば、必ず役に立つものばかりだ。いかに生きるべきかというメッセージを、輝かしい経歴の教授たちが、素のままの自分をさらけだして、熱く語りかけるハーバード・ビジネススクール恒例の〔最後の授業〕15編を収録した本書は、ビジネスの場ではもちろん、あらゆる環境でがんばる人びとに何度でも読み返してもらいたい一冊だ。
内容(「BOOK」データベースより)
仕事で落ち込んだとき、くじけそうになったとき、迷ったり悩んだりしたとき、「初心」を思い出させてくれるハーバード恒例の“最終講義”を一挙掲載。
内容(「MARC」データベースより)
教授たちは、師としての最後の数分間に、自らの体験をもとに知りうる最良のアドバイスを与えてくれる。ハーバード・ビジネススクール恒例の「最終講義」を一挙掲載。働きながら生きるすべての人に贈る珠玉のメッセージ。
カスタマーレビュー
最終講義で授かる珠玉の言霊たち
名だたる教授陣たちから直接の講義を授かることができるのも羨ましいが、その教授陣から授かる人生訓。ハーバード・ビジネス・スクールMBA課程、その最終講義にCandidateたちに贈られる珠玉の言葉たち。その言霊を編纂した一冊が本書。
HBSといえば、ビジネス・スクールの創始にして、M.ポーターやクリステンセン、コッターにパラダッコなどの錚錚たるグルの面々、ケーススタディ・メソトロジーが有名。
しかし、ビジネス・リーダーを育てる教授陣には、それ以上に自らの人生から得た訓戒や教訓を垂れる奥深さが、本書から伝わってくる。そこには、苦難におかれても自らを叱咤してきた自分への態度と学生たちへの暖かな眼差しがあるのかもしれない。しかも、その言葉は決して華美ではない。重要なのは、何をしたかでなく、そのなかでどう悩み、感じ、叱咤し、克服してきたか、なのだ。理論だけではビジネスは切り分けられないからこそ、こうした教えの意義深さがあるのだろう。
最近はわが国でも専門職業大学院などが勃興している。もとより、クラシズムが台頭した米国におけるビジネススクールとは比較できないが、文科省のお歴々用に設置されたスポーツジムを備えた一ツ橋などに、こうした人生訓を垂れることのできる奥深さがあるのかは疑問。ビジネスの指導者を育てる指導者には、かような深さが求められるのではないか、そんなことを再考する一冊でもある。
これから何度となく読み返す本
ハーバードに限らず、大抵どんな学校のどんな授業でも、
一番最後にやる授業というのは、いつもどおりではないはず。
予備校の授業でも最後に、励ましの言葉をくれるだろうし、
高校や中学の最後の授業でも今までの思い出や、ためになる話を聞けるだろう。
この本の面白ところは、世界最高峰のビジネススクールであるハーバードの最後の授業の話というところ。
卒業していく人間の多くは、エリート街道を歩くことが出来る人たち(もちろん自分の力があれば)なので、人の上に立つ可能性も大きいわけです。極端な話、彼らが世界のビジネスのトップクラスに立って仕事をすることも珍しくないということでしょう。
そういう人たちを相手に、一番最後の授業に教授からどんなメッセージを送るのか。
↑これが、この本の面白い所である。
もちろん日本とは違って、教授陣もしっかりとした経歴の持ち主で、第一線でバリバリの実務をこなしている(こなしてきた)人たちである。
興味ありませんか?
自分の過去の話をする人もいれば、これからこのように生きろ!とアドバイスする人もいるし、人の上に立つ物はこうであるべきと持論を持っている人もいる。
何もキャリアを築いてない、社会にも出てない私にはためになるとか、役に立つという視点よりも、この本をよんで面白いという視点からしかわからないが、今後何度も読み直す本の一つに違いない。
できれば、この本の原本や実際に声を収録したものなどがあったら直接聞いてみたいところ。
「まずい食事と真実」を得るために必読
ハーバード・ビジネススクールの教授陣の「最後の授業」の講義録などを基にした、エッセイ集。世界最高峰のビジネススクールで教鞭をとる指導者の言葉は、どれをとっても重みがあり、隙が無い。
その中でも「剥製の鳥」は特に良い。教授自身がハーバード大学で動物学の期末試験を受けたとき、麻袋で覆われてわずかに羽の下の部分と細い足が見えているだけの剥製を観察して、レポートを書かなければいけないという課題を出された状況を例に、ごくわずかの信頼できる情報を基に、リーダーは結論を出さなければならないことがある、と教えている。また、「同窓会」も良い。ハーバードの同窓会にはでるな、人と比較する自分を発見するだけだ、リスクを負い、(卒業後の)自分の選択にともなう多様な結果を受け入れること、つまり「成功の許容範囲」を広く持て、と学生に語りかける。
「まずい食事と真実」にいたっては、CEOになった自分に友人が言ったこの一言を紹介するだけで、よいだろう。「スティーブ、CEOになったらもう二度と手に入れられないものが二つあるよ――まずい食事と真実だ。」未来のリーダーを育てる言葉としては、最高だ。名言といえる。
どのエッセイも、臨場感を感じることができる。ハーバードに行っていなくても、こうした本から学べるということは、行っていたらその数千倍も学べたかもしれない、と思うと悔しくもあるが、原書のタイトルにもなった「Remember who you are (自分を見失わないで)」にあるように、「自分の人生を律する価値感や心情をしっかり見きわめ、それに忠実であれ」ば、それで良いのである。





