杭州菊花園 (徳間文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #529667 / 本
- 発売日: 1999-10
- 版型: 文庫
- 286 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
杭州は南宋時代の首都である。蘇州とともに名園の多いところで、神戸の華僑・銭延真の故郷でもあった。みごとな菊づくりで知られる銭は、杭州で庭園づくりに励み、その熱意と抜群の感覚に師匠から庭園づくりの一切を託された。心魂を傾け思う存分腕を振るう銭であったが、依頼主が初恋の人を奪った政商・李巨元と判ったとき、ある怨念が胸に宿る。そして名園「菊花園」は完成した…。表題作ほか六篇を収録。
カスタマーレビュー
執念と偶然
1990年に出た単行本の文庫化。
「杭州菊花園」「夢と財宝」「宝蘭と二人の男」「もう一人の」「旋風島綺譚」「四十二年目のクルバーン」「ひげ布袋」の7篇が収められている。
1970年代の短篇が主である。
「杭州菊花園」は男の執念と偶然を組み合わせた味わいのある作品であった。
「宝蘭と二人の男」の皮肉な結末も面白かった。
「夢と財宝」も素敵な話だ。
ふとしたことから真相が明らかになるというのは、著者の作品に多く見られる結末だが、これらの作品は、そこまでの話の流れが上手い。


