見廻組暗殺録 (徳間文庫)
|
| 価格: |
おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #1153497 / 本
- 発売日: 1998-08
- 版型: 文庫
- 392 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
桜田門外の変以後、政情は激動し、なかでも京都は尊攘派志士たちの横行跋扈により、争乱の都と化していた。京都守護職松平容保は警備強化のため、旗本の次三男以下を対象に京都見廻組の新設を決定。江戸旗本の次男坊・桜井千之助は隊士に志願、京へ身を投じた。養子縁組や部屋住みの生活から独立できる絶好の機会だった。一昨年、京都で斬殺された御使番の父の仇も探索したい。千之助の熱意は高まるが。
カスタマーレビュー
探せ!追え!切れ!
あまり題材に取り上げられることのない「京都見廻組」。
比較的有名人としては清河八郎を切った佐々木只三郎・・・。
同じ佐幕側としては知名度、人気と共に圧倒的に「新選組」に分がありますが、幕末関連物の中に「見廻組」も良く名前が出てくるので興味がありました。
御使番として派遣されていた父親を何者かに暗殺された桜井千之助は、父の死から一年半後、部屋住みの身から脱するとともに仇討ちを果たす目的から「見廻組」の一員として京都に足を踏み入れます。
見廻りをしながら、様々な情報を聞き出し父の仇を特定していきますが、その相手はなんと・・・。
物語は、佐々木只三郎らと一緒にその大物(たち!)を仕留めるところで完結しますが、「見廻組」と主人公らのその後にももう少し触れて欲しかった・・。余韻に浸りたかったです。
話の中には「新選組」もたびたび登場しますが、「見廻組」と「新選組」の緊張状態の中を、軽やかに行き来する沖田がさわやかに描かれ、少し救われます。ただ、主人公の恋敵でもある土方は可哀相なぐらい悪者・・・
後、さりげなく語られる四季折々の描写が秀逸です。
京都に行って見たくなりました。

