小室直樹の中国原論
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #77904 / 本
- 発売日: 1996-04
- 版型: 単行本
- 363 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
本書の目的は中国の科学的分析である。分析結果を誰にでもわかるように解説した。
内容(「MARC」データベースより)
中国の歴史こそ中国理解の鍵。中国史から「中国の人間関係」の謎を解き明かし、中国における「契約」「法」「所有」が、近代資本主義におけるそれらとどう違うのか分析。中国社会の全体像が科学的分析によってつかめる。
カスタマーレビュー
疑問点
”中国人はズルイ”,ついついここで思考を停止してしまう.これが答えとして充分通用してきたからだ.いま考えるとこういう論理は拙劣なことこの上ないが,まあそう考えていたんだから仕方がない.恥ずかしいが仕方がない.
知りたかった疑問点をきちんと言語化し,きれいな答えを提示してくれる.見事な本である.ちょっとおもいきった,強引な物言いがちょうどいい.
中国理解の最良のテキスト
度重なる中国高官の高圧的な発言を聞くにつけ,中国人と日本人は見掛けは似ているのに,なぜこれほど国民性が違うのか?と疑問を持つ人も多いだろう.見掛けが似ているのだから遺伝子も似ているだろうに,なぜこれほど違うのか?
謎を解く鍵は歴史にある.稀代の天才,小室直樹がこの問題に,中国古典を紐解きながら鋭く切り込んでゆくのが本書である.特に,『史記』の「刺客列伝」聶政を例に引き,中国人の幇に対する概念が,命よりも重いことを論証してゆく下りは,圧巻だ.聶政は単に自分を信じて礼を尽くしてくれたというだけで,自分の命を投げ出して刺客としての使命を全うする.逆に,単なる知り合い程度では,彼らの倫理は適用されない.騙そうが,殺そうが,痛痒は感じない.全ての人間をなるべく平等に扱おうとする日本人とのなんと言う違いだろう.
本書には,中国古典や人物の引用が豊富だが,それぞれに丁寧な解説がついているので,中国史のサブテキストとして読んでも楽しめる.内容は非常に濃いのに,小室氏の軽妙な語り口に思わず読み出したら止まらない.まさに,天才小室直樹の面目躍如たる傑作だ.
世界は日本ほど甘くはない!
日本がいかに豊で恵まれているかを知る上でとても役に立つ本。これほど中国の事が面白くかつ正確に分かる本は他にない。オマケに歴史にまで詳しくなるから超・お得だ!! 「何でそうなるのか」がキチンと書かれてある。別に難しく書いてあるわけでもない。世の中にはワザと難しく書いてあるのではないかと思いたくなるものが多い中、これはそうではない。実に親切な本だ。著者の心遣いが有り難い。物事がちゃんと筋道立てて解説してある。詳しい事が分かりやすく楽しく説明してあるからとてもとても役に立つ(子供にも分かりやすいはずだ)。更に更に宗教観まで説明されてあるから日本人と中国人の相違、モノの考え方の違いまでよく分かる。「どうして違うのか」がよく理解できる。これを読めば「なるほど、だからそうなるのか」と納得できるはず。興味深い事が色々書かれてあります。単にエリートぶった人が自己満足で知識をブチ撒けているのではなく、万人が興味を引くような書き方になってるからとても親切。色々な手引書になるはずです。どんな人が書いた中国に関する解説書より役に立つ。





