よろづ春夏冬(あきない)中 (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #70976 / 本
- 発売日: 2007-10
- 版型: 文庫
- 194 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
希いを叶える貝殻細工の小箱から…置き薬屋が残した試供品の酔い止めから…朝顔市で買った夕顔の鉢植えから…和泉屋の苺のショートケーキから…骨董商で見つけた蓋つきの飯茶碗から…思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。或るときは異界と交じり、或るときは時空を超え、妖しく煌く14の極上短篇集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長野 まゆみ
東京生まれ。女子美術大学卒業。1988年『少年アリス』で文藝賞受賞。文芸各誌で活躍を続けながら、自らの著書の装画も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
長野さんの世界パート2って感じです。
まず言いたい。これすっっごい良かったです。
長野さんと言えば、「少年アリス」や「野ばら」等の日本語をギリギリまで磨いた不思議でレトロな世界観が有名ですが、この作品は現代を舞台にした短編集で、「ぼくはこうして大人になる」の感じに似ていて、長野さん初心者の方でも馴染み易いと思います。
個人的には、「空耳」が好きでした。
ソフトな同性愛が好きな方には是非読んで頂きたい、オススメの一冊でした。
透明感のあるお話
長野まゆみの短編集。
それも彼女の短編によくあるファンタジー調のものではなく、主人公の少し不思議な恋愛模様が描かれています。
どのお話もとてもストイックなのに、一方で主人公の一途な気持ちがよく出ていました。
個人的には「海辺の休日」が切なくてよかったです。
幻想的な短編集
お話はどれも仄かに男色を含みますが、幻想小説的な雰囲気の方が強く、しかも絶妙な短さで心地好い余韻を残してくれます。
特に「花のもとにて」は、大和言葉に託した秘めた想いが切なく、胸を打つ一編です。
「あづない(の罪)」という大和言葉を知ったのも、この一編がきっかけでした。





