昭和史発掘 <新装版> 8 (文春文庫)
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商品の詳細
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- 発売日: 2005-10-07
- 版型: 文庫
- 448 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
尊皇討奸を合言葉に昭和維新を夢見た叛乱将校たち。しかし、重臣を惨殺された天皇の怒りは激しいものだった。日本を震撼させた四日間は、天皇の強固な意志と奉勅命令のトリックで、一挙に終幕を迎える。「兵に告ぐ。勅命が発せられたのである。既に天皇陛下の御命令が発せられたのである」―絶望と混乱。叛乱将校らの運命は。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松本 清張
1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第5回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去。98年8月、北九州市に「松本清張記念館」が開館した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
リアルです。絶賛!
戦前の暗黒裁判と言えば、大杉栄の甘粕事件と思うが、
それよりも、近年に226の裁判が暗黒裁判であることに驚嘆した。
弁護士無し非公開、そして上告無し。それが法治国家なのか?
戦前もこのころになると日本が法治国でない事がよく分かります。
そうして事件の首謀者の真崎山下らの大将クラスには、お咎め無しの
やらせ裁判であった。
それに対する清張の怒りがよく出ています。
他の書評に清張が、天皇支持者の如き嘘コメントを書いていますが、
生前彼は共産党支持者でありました。しかしこの本は彼の主義
におぼれることなく、正確に書いています。315事件ではある点で共産党に、厳しい目が注がれています。一方、同様の大家の
司馬の作品は、新たな資料などの発見で、かなり嘘の記述がおおい。さすがに、清張は資料の選択がいいのか、修正の余地はほとんどありません。
一週間前に、多喜二は銀行解雇であったと報道されましたが、
彼の著書では、小林は拓殖銀行に解雇されたと、30年前のこの
本のシリーズに書いていました。大学教授より優れた歴史家であります。



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