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質問する力 (文春文庫)

質問する力 (文春文庫)
By 大前 研一

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  • 発売日: 2005-03-10
  • 版型: 文庫
  • 228 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
国のいいなりに自分の人生を過ごすのか。それとも自分で理論だてて考え充実した人生を送るのか。盛田昭夫氏など政財界有名人のエピソードを交えながら、85年以降の世界情勢の変化、年金、郵政民営化、日本の教育など諸問題を鋭い視点でとらえ「質問する力」こそが人生やビジネスにとって最大の武器になると説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大前 研一
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒。東工大大学院で修士号、マサチューセッツ工科大大学院で博士号取得。70~72年日立製作所の原子力開発エンジニアを経て、72年マッキンゼー&カンパニー入社。コンサルティング業において成功を収め、その理論は世界的に評価される。日本支社長、本社ディレクターなどを歴任後、退社。経営コンサルタントとして幅広く活躍、国内外で出版した著書は100冊を超える。UCLA大学院公共政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

問題解決法を学ぶ最良の看取り稽古本5
質問する力のタイトルからは何かノウハウ本的なイメージが感じられるが、内容はノウハウ解説にあるのではない。論理的思考をベースに実際の身近な話題から問題を発見し、問題を解決する方法があるのだということを証明した本であると感じました。大前さんがよく問題発見において拡散し、原因候補を事実ベース論理ベースで消去法にて絞込み(収束)、その問題を解決するためのアイディアを拡散、収束して絞り込むということを他の書籍で述べられています。そのプロセスをそのまま実際の身近な題材を使って、武術でいう模範演技をしてくれている本だと思います。その意味で単に現在の政治経済状況の解説本としてではなく、読者自ら問題解決法を実践する上で最良の稽古台として使えると思わずうなってしまいました。

質問する力が大事ですよという本3
郵政民営化、道路公団などの諸問題を通じて、日本人は質問をする力がないですよ、どんどんなぜ?なぜ?なぜ?と質問を繰り返して(会社でもよく言われるなあ)モノの本質を見極めなさいという本です。
質問する力をどうやってつけるか?というところが主題ではないので、これを求めている方は違う本をあたったらよいかと思います。

問題は、読後自ら論理的思考で問題を考えるかどうか5
題名は「質問する力」とありますが、質問する力を教える本ではなく、質問する力が大切だと言うことを書いた本です。解説を書いた担当だった編集長は題名を「国が国民を騙す時代」としたかったそうですが、私は本の内容からこちらも的を得た題名だと思いました。この本には政府の愚かな行為の数々や、現在騒がれている郵政や道路公団などの問題について書かれていて、読んだなら多くの人が「政府は何をやっているんんだ?」と政府の無能さに怒りすらおぼえる方もいると思う。
ですが我々国民が他力本願で、感情論だけで論理的思考で日本の社会を考えなかったことにあるのを理解することが大切だと思います。

ですから、この本を読んで感想を述べるだけでなく、問題は読んだ後に論理的思考で現在の日本の社会を分析し、他力本願ではなく自分で答えを出すように心掛けるかどうかだと思います。 ですから、大前研一氏の案をそのまま鵜呑みにするのではなく参考にし、論理的思考で世の中の問題を一つ一つ考えるきっかけにするが大切だと思いますし、それが大前研一さんの狙いなのだと思います。
(ちなみに他の多くの大前研一氏の書も一貫してそうだと思います)

以上の意味で、最近の様々な日本の問題や物事を論理的思考で考えるきっかけになる書として、とても有益な書の一つだと思います。おすすめです。