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姫椿 (文春文庫)

姫椿 (文春文庫)
By 浅田 次郎

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  • 発売日: 2003-09
  • 版型: 文庫
  • 317 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
忘れないで、誰かがあなたを見守っている
ペットに死なれた独身OL、不況で死に場所を探す経営者、妻に先立たれた大学教師……。凍てついた心を優しく包む八つの物語──

内容(「BOOK」データベースより)
飼い猫が死んでしまったOL、経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、三十年前に別れた恋人への絶ち難い思いを心に秘めた男、妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授…。凍てついた心を抱えながら日々を暮す人々に、冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。魂を揺さぶる全八篇の短篇集。

内容(「MARC」データベースより)
ペットに死なれた独身OL、不況で自殺を考える経営者、妻に先立たれた大学教師…。凍てついた心を抱える人々に、救いの手はさしのべられるのか。魂をゆさぶる8編。


カスタマーレビュー

「不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。ほんとだよ。」5
というオビに惹かれて買いましたが、素晴らしい。
(特に一話目のシエがいっとう好きです)
実は浅田次郎氏の作品を読むのは初めてです。
でも、心の奥にしみいる文章と現実的と非現実的なものが絶妙に混じり合ったストーリーに引きこまれるような作品で、他の作品も読もうと思いました。
少しだけ悲しい人が読むと少し元気になれる、そんな一冊です。

心の風邪薬5
「不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。ほんとだよ。」って帯に惹かれた1人です。物事は、気持ちの持ち方で変わるものだから、どんな状況でも幸せはすぐそばにあるんだってことを信じたいなぁ。とストーリーを読んで思ったのでした。特に、一番最初の「シェ」が好きです。私も、「シェ」を飼いたいな、と思うけれど、多分、涙はおいしくないでしょう。

気分が晴れない日に、弱ってる日に、おすすめ。少しは温かい気分になれるはず。

ちょっと驚いて、ちょっと泣けて、5
「シエ」「オリンポスの聖女」「永遠の緑」にちょっと泣いて、「姫椿」に安堵して、「再会」と「トラブル・メーカー」と「零下の災厄」に驚いて。

特に「シエ」と「永遠の緑」がすごくいい。前者はどんな人にも温かく見守ってくれる人がいること、心がとても温まる、いい話です。

後者は、私も競馬をやっているのでうんうん頷きながら読みました。そして、「(パパは)ママを愛しているんです」という言葉に涙が出ました。人間関係って、不思議ですね。絶対エバーグリーンが一着です。

読み終わって、「不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。ほんとだよ。」と書かれた帯に、不思議と目頭が熱くなり、鼻がツーンとしました。