ハプスブルクの宝剣〈上〉 (文春文庫)
|
| 価格: | ¥ 700 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #5934 / 本
- 発売日: 1998-06
- 版型: 文庫
- 475 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
女王マリア・テレジアとハプスブルク家を支える隻眼の青年は、武勇と知謀を尽くして、疾風怒濤のヨーロッパ戦国時代を駆け抜ける
内容(「BOOK」データベースより)
18世紀前半のヨーロッパ戦国時代を駆け抜けた隻眼の風雲児エドゥアルト(エリヤーフー・ロートシルト)の波瀾に満ちた生涯。ユダヤ人ゲットーをのがれ、戦乱の渦中に身を投じ、ハプスブルク家マリア・テレジアとの恋の確執のなかで、たび重なる挫折を繰り返しながら、主君フランツとの友情を奉じつつ成長してゆく姿を描く。
内容(「MARC」データベースより)
18世紀前半、風雲急を告げるヨーロッパ。フランクフルトの強制居住地区からウィーン宮廷へと旅立つ隻眼のユダヤ青年・ロスチャイルド。辣腕の若きユダヤ青年のロマンと野望を描く。*
カスタマーレビュー
恋と苦悩と・・・
ユダヤ人青年のエリヤーフーは閉鎖的なユダヤ人社会の中で挫折や苦悩を抱える。そして、自らの片眼と引き換えにユダヤを捨てる。その後、ハプスブルグ家マリア・テレジアの婚約者フランツと出会い、エドゥアルトは新たな人生を送る事を決心する。
18世紀の神聖ローマ帝国で自らの知力と才気をかけて自らの運命を切り開こうとするエドゥアルトとそれらを囲む人間ドラマが読み手を圧倒する。一度読み出すと最後まで読まずにはいられなくなる作品。まずは何よりもこの作品を手に取って、読んでみてほしい。
ある意味、不思議な青春群像
この話の主体はユダヤ人として生まれたことによって
多くの困難に囲まれ、苦悩にさいなまれる青年エリヤーフーが
自身の才能によって道を切り開いていく物語である。
ヨーロッパにおいてユダヤ人が差別される実態、
ユダヤ人社会の持つ欠陥、
当時の王侯貴族たちの宮廷での生活、
細かいところまでよく調べてあるので、物語の世界に入っていきやすい。
女性に生まれたハンデを背負いながら
帝位を勝ち取ったマリア・テレジアの存在感が素敵。
そしてエリヤーフーの主君となったフランツの
さりげない処世術が微笑ましくもある。
エリヤーフー、マリア・テレジア、フランツの3人の
政治と恋がからみあった三角関係が面白かった。
もう何度読み返したことか
藤本氏は私の好きな作家の一人ではありますが、中でもこれが一番のお気に入りです。
購入してからウン年、何度読み直したことかわかりません。
ユダヤ人である運命に逆らいながらも翻弄されていくエリヤーフー、それでもあるいは貪欲にあるいは潔癖に生きていく姿に、先を知っていても読み進めていくのが楽しみな作品です。
ぜひ、何が何でも読んでいただきたい。
ちなみに、ベスト2は「ブルボンの封印」です。





