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ダイヤモンドダスト (文春文庫)

ダイヤモンドダスト (文春文庫)
By 南木 佳士

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  • 発売日: 1992-02
  • 版型: 文庫
  • 238 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
火の山を望む高原病院。逝く者と残る者、双方の生のエール交換。そのとき時間は凍結し、結晶して私たちの前でキラキラと輝きだす

内容(「BOOK」データベースより)
火の山を望む高原の病院。そこで看護士の和夫は、様々な過去を背負う人々の死に立ち会ってゆく。病癒えず逝く者と見送る者、双方がほほえみの陰に最期の思いの丈を交わすとき、時間は結晶し、キラキラと輝き出す…。絶賛された芥川賞受賞作「ダイヤモンドダスト」の他、短篇三本、また巻末に加賀乙彦氏との対談を収録する。


カスタマーレビュー

人生いいことばかりじゃないけれど5
 東南アジア難民医療団に参加した経験をめぐっての複雑な思いが、信州の冷厳な風土と響きあって描かれている。今回また文庫で読み直したが、まさしく文学の王道を行くように思える作品だ。

 表題作の悲しさが特に好きだ。人生のあっけなさがよくわかる。たまには舞い上がるように幸せなこともある。でもやっぱりときどき、本当にガッカリだよ、なんて目にあう。そして、それでも私たちは生きていく。やっぱりな、なんて思いながら生きていく。死んでいく人たちは、死んでいく。

 淡々とつましく生きていく人たちを、そして死んでいく人たちを確かな筆致で描いた作品。第100回芥川賞受賞作である。

淡々とした美しい世界5
ã"の作å"ã¯ã€è'-è€...がまだ心身ã‚'ç-...む前に書かれた作å"ã§ã™ã€‚それにもかかわらず、末期癌のæ‹...å½"医とã-て、常に死とå'き合っていたè'-è€...の「誰もが死ã‚"でいく」という事実のå-ã'止めæ-¹ã«ã€æ„Ÿå‹•ã‚'覚えます。やはりã"の中でも表題作の「ダイヤモンドダスト」が一番好きで、芥川賞å-賞というのにもうなずã'ます。ã"の作å"ã¯ã€ç¹Šç'°ãªè‡ªç„¶æå†™ã®ä¸­ã§ã€ãã®ä¸­ã§æ­»ã‚'迎える人、あるいは残された人、ç-...ã‚"だ人が淡ã€...と描かれます。そのæ-‡ä½"には、透明感さえ感じます。ã"の作è€...には、欲とか邪念とかがないのではないかというæ°-がã-ます。ドラマティックな盛り上がりや、刺激ã‚'期å¾...するå'きには、ã"の淡ã€...とã-た姿勢が物足りないかもã-れませã‚"が、キラキラとã-たダイヤモンドダストとãƒ"ンと張りつめた雪国の冬の空æ°-が、ä!¼ã‚ã£ã¦ãã‚‹ç¾Žã-い作å"ã§ã™ã€‚

名作5
作者の人生に対する哲学が本作の随所からにじみ出ています。洗練された文章で、達観した視点から死というものを見つめている名作です。