陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #35362 / 本
- 発売日: 2005-03
- 版型: 文庫
- 266 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
とある晩、安倍晴明の師・賀茂忠行の息子保憲が訪れ、晴明に厄介な一件を頼み込んだ。それは―。藤原為成が一条六角堂で妙な首に憑かれてしまい、命も危ういので助けてやってくれぬか、というものであった。源博雅とともに為成の屋敷へ向かった晴明は…。「首」の他、都の闇にはびこる悪鬼、怨霊たちと対峙する全五篇収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
夢枕 獏
昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。圧倒的な人気を博する「陰陽師」「魔獣狩り」「餓狼伝」の各シリーズをはじめ、山岳、冒険、ミステリー、幻想小説などの分野で広範な読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
これは平安版シャーロックホームズ?
この夢枕獏さん著の陰陽師シリーズは文庫になると必ず買う。村上豊さんの表紙も良いんだよな。陰陽師の安倍晴明と殿上人の源博雅のまったりとした掛け合いからはじまる京の都の妖奇ツアー、私の頭の中では野村萬斎(晴明)と渡辺謙(博雅)が喋ってる。映画の伊藤英明はちょっとイメージより若いので脳内変換。
文章は読んでいくだけで頭に映像がくっきり浮かんでくるので、それも楽しみ。特に庭の描写はとても美しい映像が浮かぶ。晴明の庭はさほど手入れはされていないのだが、全体に調和していたるところに有用な植物が多種生えている、という私の理想の庭でもある。
今回の本では準レギュラーの道満の他に新たに晴明の兄弟子の賀茂保憲が出てくる。保憲から頼まれて妖しい物事を丸く収める…というところで、はっと気がついた。
この陰陽師シリーズは平安版「シャーロックホームズ」なのですよ。晴明がホームズで博雅がワトソン、ついにホームズの兄マイクロフトとして保憲が出てきた。二人で喋っているところに事件が持ち込まれ、ホームズ=晴明の知識を動員し現地にも出かけ、見事事件を解決しまた二人でお酒を飲む…そっくりでしょ。ホームズ好きな人はきっと陰陽師も好きだと思う。
内容はいつものとおり。有名人「虫めづる姫君」が登場し、晴明と絡むのが変化球っぽくて楽しかった。
待ってました★
やっと出ました!私は文庫でこのシリーズを集めているので、すぐ買って何度も読み倒しました。
やっぱり以前と変わらず文章の持つ雰囲気がとってもいい♪情景が目に浮かぶようなゆったりとした文が好きです。
他のレビュアーの方々も書いていますが、今までのよりも新しく新鮮な印象を受けました。新キャラが登場しているからかもしれませんが。
短編なのもお気に入りです。ちょっとの時間に一編だけ…というように読めるし、さくさく読めるのも魅力です。また、ゆっくりじっくり読んでいると他の本にはないような、落ち着いた気分になれます☆
結局、どのように読んでも大好きな一冊なんですけどね。。。笑
呼吸のようにすっきりとした文章がいいです
『陰陽師』シリーズ。今回の目玉は同じ陰陽師の賀茂保憲が登場していることではないでしょうか。古典好きな人にはたまらないコラボレーションだと思います。この二人から移行の陰陽師は系統が別れているという歴史的な側面も含みつつ、清廉で淡々とした味わいは流石だなあと思います。このシリーズは新刊が楽しみです。





