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松風の家〈上〉 (文春文庫)

松風の家〈上〉 (文春文庫)
By 宮尾 登美子

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  • 発売日: 1992-09
  • 版型: 文庫
  • 295 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
明治初年、京の茶道宗家・後之伴家は衰退し、家元も出奔した。残された人たちは幼き家元を立て、苦難の時代を乗り切ろうとするが

内容(「BOOK」データベースより)
明治初年、京の茶道宗家・後之伴家は衰退し、その日の食事代にも事欠くほどの窮乏ぶりであった。家元も出奔してしまい、残された者たちは、まだ幼い家元を立て、必死の思いで苦難に立ち向かう。成長した家元は宗家再興を期して、東京に向かった。千利休を祖とする一族の愛憎の歴史を秀麗な筆致で描く。文芸春秋読者賞受賞。


カスタマーレビュー

茶道の家元がこんな貧しい生活をしていたなんてびっくりしました4
茶道の家元といったら皆金持ちで優雅な暮らしをしてきたと思っていたのですが、大間違いだったのですね。食べるものにも事欠き、家の家宝をひとつひとつ売って、食いつないでいる、本当に大変だったのですね。

松風の家5
茶道裏千家をモデルとして描かれているこの物語。
かつて想像することも出来ない程の貧困と零落にみまわれた
時代を生きてきた千家の、とりわけ表には出ることのない女性たちの
働きと生き様にスポットライトがあてられています。
毎日の食べ物にも事欠き、伝来の茶道具の品々を質に入れて食いつなぎつつ

誇りを失わず家元を支えている人々の姿には心打たれます
涙なくしては読めません!京女の芯の強さは感動モノです。
茶道入門者、必読ですよ。

松風の家5
茶道裏千家をモデルに描かれたこの物語。千家の、
かつての想像を絶する不遇の時代にスポットライトをあて、
この時代を生き抜き支えた家元一家の
とりわけ普段表に出ることのない女たちの
視点とその働きが描かれています。毎日の食事にも事欠き、
千家伝来の茶道具を質にいれて食いつなぎつつも、

茶道家としての誇りを失わずに家元を支えた妻や子供たち・・・・
考えられない苦難の数々の上に今の繁栄と栄華があるのだと
思うと、ジンとくるものがあります。
とにかく強く、たくましく生きてきた千家の女たちの様には
涙してしまいます!茶道入門者、必読です。今後のお稽古に身が入りますよ!!