夜、でっかい犬が笑う (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #578013 / 本
- 発売日: 1991-03
- 版型: 文庫
- 211 ページ
カスタマーレビュー
最悪の飼い主。
著者が次々と犬を買い換えては理由をつけて手放す様を自信満々に綴った本。
丸山に動物を飼う資格なし。
この本、好きだなあ~
「犬好き」にもいろんなタイプの方がいらっしゃると思います。犬に洋服を着せたりリボンをつけたりして可愛がるタイプの方は、間違ってもこの本を買ってはダメですよ~。そういうことを否定するわけではもちろんありませんが、おおよそ対極のところに著者の丸山さんはいると思います。ご自身の理想の犬を求め続けた日々の暮らしを伝えつつ、時に、上っ面で生きている「人間」への辛らつな皮肉も交えるあたり、「さすが」です。
ジーガー・シェパード、アフガン・ハウンド、ドーベルマンなどなど。登場するのは、クセのある「大型犬」がほとんどです。
丸山さんの「小説」は苦手という方でも、この本は大丈夫かもしれませんよ。サラッと読めちゃいました。
判断に困る
1984年に出た単行本の文庫化。
作家の丸山健二が、飼っては捨ててきた何頭もの犬の思い出を綴った本。大型犬が好きなようで、セント・バーナード、アフガン・ハウンド、ゴールデン・レトリーバーなどを次々と飼っている。しかし、その飼い方には色々と問題がある。まず、無計画・衝動的に購入してしまうので、病気の犬をつかまされたり、悪どい畜犬商にだまされたりする。そして成犬になったら、飽きてしまうのか、鳴き声がうるさいとか、散歩に連れて行くのが大変などの理由で捨ててしまうのである。しかも、さんざんに犬の悪口を並べる。
まともな愛犬家だったら、読んでいてちょっと耐えられなくなるだろう。
しかし、これを文学作品と捉えると評価は変わる。人間や犬の本性というものが、実に良く見えてくるのだ。特に、その汚い部分が。
愛犬家には不向き、純文学読みにはおすすめ。




