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三国志〈第1巻〉 (文春文庫)

三国志〈第1巻〉 (文春文庫)
By 宮城谷 昌光

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  • 発売日: 2008-10-10
  • 版型: 文庫
  • 378 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
建武元年(西暦25年)に始まる後漢王朝では、幼帝が続き、宮中は皇太后の外戚と宦官の勢力争いに明け暮れていた。正義の声は圧殺され、異民族の侵入が頻発し、地震や天候不順が続く。六代目の帝に皇子が生まれた時、守り役に一人の幼い宦官がついた。その名は曹騰。後に八代目順帝の右腕となった彼こそ、曹操の祖父である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮城谷 昌光
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成18年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

後漢からはじまる物語3
三国志と言うものの、物語は後漢から書かれています。
この作家の作品を読みなれた方なら、「やっぱり」と思われるでしょう。
特に中国史が好きでないかぎり、結構ウザく感じられるかもしれません。

このレビュを書いてる08年11月は、テレビで映画「レッドクリフ(赤壁)」
のCMが流れ、その影響で三国志に興味を持ってこの本にたどり着いた方もい
るのではないでしょうか?
結論から言えば、宮城谷昌光のファンでないかぎり、この三国志をはじめて
の三国志にするのはやめたほうがいいかもしれません。
三国志を読んだことがある方でも、馴染みの名前が出てくるのは2巻の半ば
です。
曹操のおじいちゃんが宦官だと知っていても、そのおじいちゃんこと曹騰が
これほど書かれている三国志がほかにあるでしょうか?

純粋に三国志を楽しみたいのであれば、吉川英治の三国志(講談社)をオス
スメします。
三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)

私はこの作家のファンなので、文庫になるのを待って即買いでした。
(文庫を待ったのはお金の節約…)
ファンの心境としては当然★★★★★といきたいところですが、いろんな人
が参考にするレビュなので、ここは★★★です。
吉川版や北方版を読まれた方、是非宮城版を読んでここへレビュを書いても
らいたいです、それらのファンの方からどう評価されるのか興味津々です。

待っていました。5
宮城谷さんの三国志。文庫本になるのを待っていました。
子育て中の私の唯一の楽しみは通勤電車の中の読書です。
中国歴史モノや宮城谷さんの本をたくさん読んでいますが、この三国志にはまだ手をつけていませんでした。
後漢末期の皇帝のありかたから入っていくこの三国志は、今までのものとやはり違います。
正史を基に書かれているということなので、より中国の歴史を深く知ることのできる本になっていると思います。
難しく読めない単語や、意味のわからない漢字もたくさん出てきますが、何度も読み返しながら続きを待とうと思っています。
1巻読み終えたところですが、三国志にじっくり取り組める本だと思います。
レッドクリフも公開するし、三国志好きにはたまらないですね。
2巻以降も期待しています。

なるほどと思える一冊5
自分は三国志演戯の小説は読んだことがあったのですが、正史三国志の本は読んだことが無かったので、正史を知りたく、本書を読んだところ、黄巾の乱から話が始まるのでは無く、そのはるか前の後漢王朝が衰退していく様子から詳しく書かれております。

どうして三国時代という時代が発生したか、後漢王朝はなぜ形骸化してしまうのかを知りたい人にはオススメです。

本書だけではなく宮城谷氏著作の本を通して言えることですが、言葉や人物について詳しく文章中に書かれているので別に辞書など調べる必要が無く、理解できるので内容の理解が深まります。

でも個人的には吉川英治さんや井波律子さんの三国志を読んでから本書を読んだ方が話が分かりやすいし、なるほどと感じられると思います。