華栄の丘 (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #84145 / 本
- 発売日: 2003-03
- 版型: 文庫
- 287 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
人の器とは? 司馬遼太郎賞受賞!
争いを好まず、詐術とは無縁のまま乱世を生き抜いた小国の宰相、華元。大国晋と楚の和睦を実現に導いた男の奇跡の生涯を描く名作
内容(「BOOK」データベースより)
争いを好まず、あえて負けを選ぶことで真の勝ちを得る―。乱世にあって自らの信念を曲げることなく、詐術とは無縁のままに生き抜いた小国・宋の名宰相、華元。名君・文公を助け、ついには大国晋と楚の和睦を実現させた男の奇蹟の生涯を、さわやかに描く中国古代王朝譚。司馬遼太郎賞を受賞した名作。
内容(「MARC」データベースより)
あえて、負けをえらび、真の勝ちを得る。小国・宋の宰相、華元。生来争いを好まず、ひとをつつみこむ明るい磊落。詐術とは無縁のまま、乱世をおおきな器量で生きたその生涯を描く。司馬遼太郎賞受賞。
カスタマーレビュー
宋襄の仁を受け継ぐ宰相
周代の宋という国は、周王朝によって滅亡した殷(商)の遺児遺臣を慰撫するために創建された国である。春秋時代、宋は「宋襄の仁」で知られる名君を輩出した。「宋襄の仁」ということわざは、無用の情けと解され後の弱肉強食の時代には、この名君は蔑まれている。しかし、春秋時代に一度滅亡した国家が、再び何を恐れると云わんばかりに礼を重んじ節操を貫いた事実に驚愕する。襄公の子である文公を補佐し、宋という小国が春秋五覇の一人楚の荘王率いる中華最強の軍団を見事に退ける偉業を達成した宰相こそ、主人公の華元である。
華元の人物評は、至って平凡かも知れない。後の鄭の子産と比べると酷評に近いかも知れない。しかし、人は頭の良さだけで評価される生き物ではない。華元には人を引きつけ!!る素晴らしい何かがあった。そして、その名臣と名君の信頼関係を是非この「華栄の丘」で知ってもらいたい。本当に心が温まる作品です。21世紀は、華元のような政治家に国家を運営してもらいたいと強く思う。
学ぶべきところ大
宮城谷さんの本は、どうも私、中編くらいの方が好きなようだなぁ。
元々この作家にはまったのは「夏姫春秋」。
今でもこの作品は、最高傑作だと思っている。是非にとおすすめしたい。
さて本作はどうだったか。
ま、主人公華元の面白みもあったけど、その周りで彼を支える人達の献身と、ひた向き、更に誠実が何ともうらやましく、また楽しかった。
このような集団は、きっと心地いいだろうなぁ。
組織を作り、預る身としては学ぶべきところ大でありました。
例のごとく、綺羅星のような言葉がそこかしこにありました。
腹に染みるいい作品です。
主人公が好き
本書を読み終わったときに本当に華元(主人公)を好きになった。
春秋戦国時代という厳しい時代の中で、
宋という中規模の国家を運営するに当たり、
宰相として奔走する華元の姿が描かれている。
華元には本当に不思議ですが、人を引きつける魅力がある。
本当に読んでいると華元魅力にとりつかれしまう。
春秋戦国時代にこんな人がいたことを知るだけでも一読の価値あり。





