勇魚〈上〉 (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #55612 / 本
- 発売日: 1992-12
- 版型: 文庫
- 445 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
近代日本の黎明と西洋との出会いを紀州太地の鯨刺しの青年の夢と野望を軸に描いた、波瀾万丈、近来まれに見る青春冒険小説傑作!
内容(「BOOK」データベースより)
紀州・太地は鯨取りの村である。将来の筆頭刃刺と目されながら、鮫に片腕を奪われ失意のどん底にあった青年・甚助に、ある日ひとりの武士が声をかけた。紀州藩士松平定頼である。「江戸へ出ないか」定頼はそう言った。―構想8年、若者の夢と野望を軸に、西洋との出会いに揺れる幕末日本をドラマチックに描いた歴史絵巻。
カスタマーレビュー
ニコル氏に感謝
幕末の日本を、片腕を失った若き鯨取り甚助、弟である舟絵師三郎、紀州藩のエリート武士である松平定頼三人の視点から描いた秀作。
後に「盟約(上・下)」「遭敵海域」「特務艦隊」と続く大河ストーリーの第一作でもある。
上巻では、幕末の太地の鯨取り甚助が片腕を失い、それでも鯨を取ることをあきらめきれずに国禁を犯して海外へ渡航する直後までを描いている。
丹念な取材に基づく鯨取りの生活、そして複雑に入り組んだ幕末期の政治背景とそれに翻弄される武士の葛藤。とにかく精緻に、的確に描写されている。生粋の日本生まれの作家でもとても書けないレベルで書かれた、ウェールズ生まれの日本人であるニコル氏の描写には恐れ入る。
このような視点で日本人の誇りや美学を良くぞ書き上げていただいたと思う。心からニコル氏に感謝したい。
あまりにも面白い
非常におもしろいです。あまりにも面白い本だったので、どうしても一目ナマ太地をみたくて実際に行ってしまいました。とても遠くて大変でしたが小説で読んであっただけに初めてでないようななんとも不思議な感じでした。こんなことははじめてです。もし龍馬が生きていたら…と思ったことがある人なら面白く感じるハズ。




