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おこう紅絵暦 (文春文庫)

おこう紅絵暦 (文春文庫)
By 高橋 克彦

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  • 発売日: 2006-03-10
  • 版型: 文庫
  • 327 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
幻い花売り娘が人殺しの咎で奉行所に捕えられた。娘はなぜ口を閉ざすのか(「願い鈴」)。北町奉行所筆頭与力の妻にして元柳橋芸者のおこうが、嫁に優しい舅の左門と力をあわせ、江戸の巷を騒がせる難事件に挑む。巧みなプロットと心あたたまる読後感は、まさに捕物帖の真骨頂。大好評『だましゑ歌麿』の姉妹篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 克彦
昭和22(1947)年、岩手県盛岡市に生まれる。早稲田大学商学部卒業後、美術館勤務を経て、58年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞。その後、61年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、62年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞、平成4年『緋い記憶』で第106回直木賞、12年『火怨』で第34回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

可愛いだけじゃないよ!おこう4
柳橋の芸者から与力の妻になったおこうが、舅たちの計らいや、過去の人脈で、どんどん事件を解決しちゃう短編集ですが、このおこう、昔はなかなかの跳ねっかえりだったようで、かわいいだけのシンデレラガールじゃなかったことが、読む進んで行くにつれ分かってとても楽しい(*^_^*)  旦那様がそんなおこうの過去を知るたび惚れ直してくれるのがまた嬉しい、人情味と気風の一冊でした。

ちょっと物足りないかな3
千に一つの目こぼしもない、千一こと奉行所同心仙波一之進が、巨大な権力を持つ相手とやりあった『だましゑ歌麿』に続くシリーズ二作目。なのですが、主役は千一ではなく、元柳橋一の売れっ子芸者おこうと、足腰は弱くなったもののや槍の腕と口はまだまだ達者な千一の父、左門。ここに、まだ売れない浮世絵師、春朗(後の葛飾北斎)が加わって、江戸で起こった事件を解決していく、短編十二作が収録されています。
決してつまらなくありませんし、短編が嫌いなわけでも苦手なわけでもないのですが、『だましゑ歌麿』のような力の入った作品の後に読むと、どうしても物足りなさを感じてしまいます。命がけで事に当たり、北町のお奉行様に啖呵を切るほどの気概を見せていた仙波一之進が、本作では脇役に徹するどころか、おこうと左門に一歩も二歩も先んじられ頼りなく見えるのも物足りなさを感じる理由の一つです。
シリーズ次作『春朗合わせ鏡』は、主人公をおこうから春朗に替えての、やはり短編集とのこと、楽しみではありますが、千一を主役に据えた『だましゑ歌麿』のような力作長編を読んでみたいなぁ。

うーん本当は星3.5!3
「だましゑ歌麿」に続く、千一シリーズ第二弾。今度の主役は千一の妻、おこうです。
そのおこうの周りで起きた事件が短編で入っています。
どれも「泣き笑いの人情劇」なので、ちょっとほっこり、でも胸のすーっとするあたりが、軽い世話物の歌舞伎を観ているようです。
また、「だましゑ」の時もそうでしたが、江戸の街の描写がわかりやすく、江戸に旅に行きたくなる程です。

ただ、だましゑ歌麿に比べると、だいぶ軽いタッチになって、きらーくに読めてしまいます。ちょっと物足りないかな。