武田信玄 風の巻 (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #180169 / 本
- 発売日: 2005-04
- 版型: 文庫
- 546 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
狂乱の日々を送り、民に恨みの声をあげさせていた父・武田信虎を追放して甲斐の国の主となった信玄は、信濃の国に怒涛の進撃をはじめた。諏訪頼重を甲斐に幽閉し小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。信玄は天下統一を夢みて、京都に上ろうと志す。雄大な構想で描く歴史小説の第一巻。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新田 次郎
明治45(1912)年長野県生れ。本名藤原寛人。無線電信講習所(現在電気通信大学)卒業。昭和31(1956)年「強力伝」にて第34回直木賞受賞。41年永年勤続した気象庁を退職。49年「武田信玄」などの作品により第8回吉川英治文学賞受賞。55年2月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
信玄の若いころ
この風の巻きには若いころの信玄が描かれています。諏訪との対立や、信濃を治める難しさなどをまるで新田次郎さんが信玄を見てきたかのように書かれています。
しかし三条の方をあんなに醜く書くのは、どうかとはおもいます。
諏訪人の描く武田信玄
山岳小説の名手として著名な新田次郎氏の書く武田信玄。
1988年NHK大河ドラマ原作となり、つとに有名となった。
川中島の合戦の場面が、新田氏の特長のもっとも現われた場面と言えるか。
霧を勝負のアヤとして位置づけており、40年に及ぶ気象庁勤務の知識が存分に活かされている。
また、山岳に深い知識を持つ新田氏のことだから、
山深い甲斐・信濃の地形描写に優れている。
それは峠を挟んだ攻防戦の様子や、深山幽谷の青崩峠を越えゆく
西上作戦の描写などに活かされている。
そして、この作品で最も有名なのは、信玄を取り囲む美女たちの姿だろう。
とりわけ諏訪頼重の息女であり、信玄の側室となる「湖衣姫」の名は広く知られているが、
これは新田氏がこの小説の中で名づけたもので、史実の名ではない。
諏訪出身の新田氏にとって、運命の子勝頼を生んだ諏訪の方に対する思いいれは格別のものがあったろう。
その思い入れをこめて「湖衣姫」と名づけたに違いなく、
諏訪の湖水で洗われたような美女の姿をなまめかしく描いている。
作中では批判的に描かれる湖衣姫の父、諏訪頼重だが、
諏訪は上原城の麓、今も彼の眠る頼重院には、新田氏の碑が寄せられている。
「陽炎や 頼重の無念 ゆらゆらと」
ここに諏訪人としての新田氏の心境があるのではないだろうか。
(全巻通読のレビューです)
大戦略家! 武田信玄!!,
タイトル通り、武田家というより、武田信玄個人に
スポットが当てられており、信玄の知略、展望、策略、思想等が
京上洛や戦に絡めて、一つ一つ細かく書かれています。
父・信虎との策謀、上杉謙信との川中島の決戦、
徳川家康との三方ケ原の合戦、桶狭間等々の戦は
しっかり書かれています。
織田、豊臣、徳川とは違う側面で、読めると思います。
信玄死後の武田家に関しては、ほとんど書かれていません。
(信玄死後に関しては、別書武田勝頼に書かれてます。)





