球形の荒野 (上) (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #168221 / 本
- 発売日: 2003-07
- 版型: 文庫
- 329 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
終戦工作をめぐって「生」を奪われた外交官。戦後16年、彼の娘の恋人で真相を追う記者の前に、殺人事件が…。清張推理の代表作。
芦村節子は奈良の唐招提寺を訪ねたとき、その芳名帳に大戦中の外交官だった亡き叔父・野上顕一郎の独特な筆跡を見た。名前は違っていたが、もしかしたら…。という疑いが彼女の胸に湧いてくる。野上未亡人・孝子とその娘久美子、節子の夫・亮一らは取り合わないが、久美子の恋人である新聞記者・添田彰一は、ある予感を受ける。
カスタマーレビュー
あっさりめ
性善説の司馬遼太郎に対し、性悪説の松本清張さんとしては意外とあっさりした内容だと思います。推理小説ではありますが、どちらかというと終戦直前の日本の苦悩を的確に表現した歴史小説の部類に近いような気がします。そういった意味で、時代小説・歴史小説ファンの皆さんにもお勧めしたい一冊(上下2巻ですが)です。どの時代にも共通する”真の平和を願う者”の苦悩が描かれています。
ストーリーとしてはちょっと弱い。。
風景にしても,人の心の動きにしても,描写はさすがにうまいな,というところがありますが,ストーリー展開が微妙に弱々しい気がします。
一般の読者が容易に推測できるようなストーリー展開,は,ちょっと物足りなさを感じてしまいます。
読者を引き込み,途中で読むのを止められないような,活字の作り出す世界であってほしかったナァと思います。




