西海道談綺〈1〉 (文春文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #228840 / 本
- 発売日: 1990-10
- 版型: 文庫
- 573 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
上司を斬り密通の妻を廃坑に突落として逐電した男の辿る数奇な運命。直参に変身した男は隠し金山探索の密命を帯びて西国へ赴く!
内容(「BOOK」データベースより)
妻と密通した上司を斬り、妻をも廃坑に突き落して逐電した勝山藩士・伊丹恵之助。お茶壷騒動にまきこまれて実力者北条宗全と知合い、江戸へ出る。養子縁組で直参旗本に変身、太田と改姓した恵之助は、契りを結んだ柳橋芸者おえんに3年間待つよう因果を含め、西国郡代手附として日田へ赴く。任務は隠し鉱山の銅の流失探査だ。
カスタマーレビュー
人生とロマンがぎっしり詰まった大傑作
海外往復の機内で、圧倒されながら読みきってしまいました。登場人物ひとりひとりの人生と心の揺れ動きが、実に切なく、やるせなく、また刺激的です。登場人物は、物語の時代と場所の中で、ダイナミックな話に翻弄されながら鮮明に活きている。松本文学の作品群ではやや異端かもしれませんが、無類の面白さ、間違いなく大傑作です。はらはらどきどきの場面を中断し、長々と本物のトリビアを提示する筆者に苦笑することもしばしばですが、まさにほとばしるような筆力です。巨人としての松本清張のエネルギーを痛感します。
松本清張の最高傑作
歴史冒険小説の大傑作。三国志のおもしろさに匹敵する。司馬の「坂の上の雲」と比較されるようだが、おもしろさはこちらがはるかに勝る。一気に読んでしまうので、まとめて4冊かったほうがいいでしょう。ミステリーの要素もあるのでストーリーは書かないが冒険、謎解き、スリル、恋など内容ぎっしりです。是非、読むべし。
巨人清張氏による1大伝奇小説です
松本清張氏の最高傑作に押されることもある、かなり厚めの文庫本にして4冊からなる1大伝記小説です。ちなみに新装版になる以前の文庫本では、合計8巻からなっていました。小さな藩で山方を勤めていた主人公ですが、密通した妻を鉱山に落し、江戸に逐電します。そこでひょんなことから幕府の要人と知り合い、山方としての経歴を活かし、幕府に内緒で、勝手に金銀を掘り出し、暴利を得ていると思われる謎の人物たちの正体を暴く密命を帯びることになります。一体、うごめく謎の人物たちの正体は?江戸で知り合った芸者との恋の行方は?伝奇小説、ミステリ、恋愛ものの要素に加え、しばしば披露される江戸時代の数々の興味深い知識、固めの文体に慣れるまでにやや時間がかかりますが、一旦、佳境に入り出すとやめられなくなる様々な面白さを持った本です。





