論争 教育とは何か (文春新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #366085 / 本
- 発売日: 2002-05
- 版型: 新書
- 208 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
最高の論客四人が二十一世紀の「坂の上の雲」を探す
教育基本法改定、アメリカニズムの払拭、文化と伝統に根ざす共同体再構築、小泉改革への期待と批判……縦横無尽に現代日本を語る
内容(「BOOK」データベースより)
学力の低下、学級崩壊、少年犯罪の凶悪化―子どもたちをとりまく状況の悪化は、二十一世紀日本の前途が多難であることを意味する。いま政府がとりくんでいる教育改革は、果して有効なのか。かえって事態を悪くしてはいないか。日本を深く憂える四人が小渕内閣から小泉内閣まで三代の政権の教育政策を検証し、教育基本法の改正を軸に、わが国の教育のあるべき姿を徹底的に論じた。足かけ三年にわたる討論から、日本再興の道筋が明確に浮かび上がってくる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中曾根 康弘
衆院議員。世界平和研究所会長。1918年生まれ。東京帝国大学法学部卒業。内務省入りし、47年衆院初当選(旧群馬3区)。連続当選20回。自民党幹事長などを歴任後、82~87年総理大臣。「戦後政治の総決算」を掲げ、戦後3番目の長期政権を築いた。大勲位菊花大綬章受章
西部 邁
評論家、秀明大学教授。1939年生まれ。東京大学経済学部卒業。横浜国立大学助教授を経て、東京大学教養学部教授。88年辞任。一貫して高度大衆社会批判を展開する。94年、月刊言論誌「発言者」を発刊
松井 孝典
東京大学大学院理学系研究科教授。1946年生まれ。東京大学大学院修了。専攻は惑星物理学。86年「Nature」に発表した地球の起源と進化に関する論文が世界的な注目を集めた。農耕開始以来、人類は「生物圏」を脱し、地球システムの一構成要素「人間圏」を形成してきたと主張、独自の文明論を展開する
松本 健一
評論家、作家、麗沢大学国際経済学部教授。1946年生まれ。東京大学経済学部卒業。旭硝子勤務を経て、法政大学大学院で日本文学専攻。在学中に『若き北一輝』を発表。現在を「第三の開国期」ととらえ、日本の近・現代史の再検証を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
教育制度というのは無辜の大衆のための国家政策
初出は,『諸君!』と『産経新聞』(00年~02年)。本書は,約一年半をかけて行われた座談会の単行本化。中曽根と西部といい(そいや,理系研究者の教育改革論って読んだ例(ためし)がないなぁ。),『諸君!』や『産経新聞』といい,はっきりと右(翼)。4人の年齢を斟酌すると“今の若いもんは・・・”的発言が許されるが,所謂“若者=馬鹿者”論ではなく,教育制度批判である点が本書の眼目。
ただ,教育制度というのは無辜の大衆のための国家政策で,天才用ではない。天才はむしろこういった制度の隙間から出現する。アインシュタインが落ちこぼれだったというのが例になるのかもしれんが,よくわからん。そうだとすれば,ま,有体にいえば,旧一期校から地方有名私大レベルの三流大学を卒業するくらいの人口層を俎上にのせるべきじゃなかったのかなぁ?とは感じる。(966字)




