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昭和天皇〈第3部〉金融恐慌と血盟団事件

昭和天皇〈第3部〉金融恐慌と血盟団事件
By 福田 和也

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  • 発売日: 2009-08
  • 版型: 単行本
  • 314 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
即位直後から国内外の不穏な事件の数々に直面する若き天皇裕仁。「彼の人」とその時代を描き尽くす著者のライフワーク、第三部。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福田 和也
1960年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶應義塾大学教授。文芸評論家として文壇、論壇で活躍中。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年には、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

昭和の御代、動乱のきざし5

 彼の人は25歳。昭和の幕開けは12月25日、元年はわずか1週間だった。国家大権のほとんどを総攬する責任を負った。半年も経たないうちに起きた金融恐慌を乗り越え、田中内閣への不満など政治への批判があった。摂政時代から明言していた後宮(女官)制度の改革、張作霖爆殺事件を経て、神ながらの道を継承する。田中総理へ「辞表を出してはどうか」の問責、陛下の逆鱗に触れる。昭和4年ついに総辞職。
皇嗣なき天皇には内親王誕生が続いた。懊悩の日々浜口雄幸狙撃。三月事件。満州事変。十月事件。血盟団事件。若き天皇は、自身の誠実さと善良さだけを武器に、国を治めなければならなかった。この善良なる君主は、田中義一をはじめとする、多くの家臣と致命的な対立を経験することで、新時代を開くことになる。
 即位直後から国内外の不穏な事件の数々に直面する若き天皇裕仁。「彼の人」とその時代を描き尽くす著者のライフワーク、第三部。