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強いリベラル

強いリベラル
By 加藤 紘一

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  • Amazon.co.jp ランキング: #414548 / 本
  • 発売日: 2007-06
  • 版型: 単行本
  • 227 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
自民党はいやだが、民主党は頼りない。そんな人は、この本を読んで下さい。現代の日本の問題と、その解決の新しい方法がすっきりとわかります。

内容(「MARC」データベースより)
1990年代から急速に台頭した市場原理主義により、これまで地域や会社や家庭という日本人がよりどころとしていた共同体が破壊され、格差社会が出現した。それに対して政治は何ができるのか…。代議士加藤紘一が提言する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
加藤 紘一
1939年、山形県生まれ。小、中、高と地元の公立学校に通い続け、東京大学卒。外務省中国課に勤務した後に、1972年衆議院議員初当選。党と政府の要職を歴任。2002年に議員を辞職し、七五〇回もの小集会を開いて、地元の人々との対話から保守の原点に立ち返り、国政に復帰した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

優れて知的な名著5
 「ただの人になって郷里に戻った私に初めて見えてきたもの」とあるとおり,これまでの加藤さんの著書とは内容が少し変わっている。地に足のついた,どっしりとした安定感を感じる。
 市場原理主義を批判しつつ,単なる批判にとどまらず,しっかりとした対案を強い自信を持って明示しているところが,野党とははっきりと違う。私は規制緩和を旨とする小泉改革には基本的には賛成であるが,結果としてそれによって失われてしまった地域社会の絆の大切さを切々と訴えているところは傾聴に値する。
 安部政権とは違うアプローチで教育の再生,農業の振興を具体的に提示しており,その見識はさすがだと思う。
 今では時流から取り残されてしまったようなところがあるが,やはり加藤先生は品格ある政治家であると再認識させられた。

具体的な政策案が書かれています5
知事選や地方議員選、そして衆院選と、自民党と民主党の激しい攻防戦が繰り広げられていますが、様々な党の方々の演説を聞いたり、公約を読んだりしても正直抽象的な表現ばかりで今ひとつ信用できずにいました。しかし、この「強いリベラル」には、加藤氏が日本の現状について、何が問題だと考え、またその原因は何であり、どうすればその問題が解消されるのか、またはどのように対処したいと考えているのかについて、具体的に書かれています。「政治家の仕事」というのは、相手を批判したり、自己弁護したり、抽象的な言葉であいまいな公約をしたりすることではなく、国民に対し「現状を分析し、何に焦点を当て、どうな対処をするのか」を示すことだと考えますが、この本はまさにその点をしっかりと踏まえていると思います。加藤氏が地元の高校の卒業式でスピーチされた、「世界に視野を」「地域に足場を」という言葉は、まさに今の日本に必要なキーワードだと思います。

自主自立の精神を欠いた他国(国連)依存主義2
 著者は、強い国家を作るためには、国際協調が何より重要だと
力説します。国際協調には異論がありませんが、著者の指す国
際協調には中国への擦寄りが色濃く感じられます。また加盟諸
国のエゴの総意である国連を自国の憲法より上位の存在として
位置づける考えには同意しかねます。更に民主主義は、大いに
議論が必要と仰る著者にして、核保有の議論だけはご法度とい
う姿勢にはたいへん違和感を覚えました。