はじめての文学 浅田次郎
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #180012 / 本
- 発売日: 2007-04-13
- 版型: 単行本
- 263 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
浅田 次郎
1951年12月13日、東京都生まれ。91年『とられてたまるか!』で作家デビュー。95年『地下鉄(メトロ)に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員(ぽっぽや)』で第117回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞と第10回司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
若い読者の皆さんへ
数ある作品から何が選ばれるのだろう?と思っていましたが、直木賞受賞作『鉄道員』は外され、その他の作品集のうち五冊から一篇ずつが収められました。
率直なところ、きれいに整いすぎと感じるときもあるのですが、それでも読んでしまうのが浅田さんの短編です。
このアンソロジーの中では「シエ」(本来のタイトルは漢字にこのルビがついています。漢字がうまく出てこないのでご了承を)。愛猫を喪った孤独な女性・鈴子がふとしたきっかけで中国の伝説の生き物シエを譲り受ける。シエは鈴子の涙をやさしく舐めてくれて・・・ この作品は人気が高く、また浅田作品の傾向がよくあらわれたものでもあると思います。たとえば・・・
・ファンタジックな設定
・孤独やさみしさののちにもたらされるしあわせ
・涙を誘う、モノローグめいた長い「語り」(本作では鈴子とシエの分、両方が読めます!)
・気骨のある、または不器用ながら温かみ溢れる脇役の存在
・作者の女性に対するロマンティックな思いが無意識に投影されているかのような主人公の人物造形(あるいは意図的なものかもしれません。何しろ一筋縄ではいかない作家さんですし)
などでしょうか。それはもうきれいすぎるぐらいにきれいなお話です。
でも短編は浅田作品のほんの一端。ファンタジー的要素を含んだ長編、ピカレスクロマン、ユーモア小説、壮大な歴史小説、浅田ワールドは縦横に広がっています。その入り口としてどうぞ。
はじめての文学シリーズ
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本です
が大人でも十分に楽しむことができます。
今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの
出会いは価値のあるものになりました。
全12巻を読み、贔屓の作者を見つけることが出来ました。ぜひとも全
12巻、読むことをお勧めします。あなたも贔屓の作者を見つけてみてく
ださい。
浅田次郎
あとがきに『わかりやすく書くことを心がけている』と書いてありま
した。確かにどの話もわかりやすかったです。そしてどの話も面白かっ
たです。文句なく楽しむことができました。
収録作品は
『ふくちゃんのジャック・ナイフ』
『かくれんぼ』
『夕暮れ隧道』
『(xie)シエ』
『立花新兵衛只今罷越候』
の5点です。
この5点の中で一番気に入った作品は『(xie)シエ』という話です。
空想上の動物(多分浅田次郎さんが考えた)シエを飼うことになった女
の人の話。心が温まるような感じがしました。何度も読み返したくなる
話です。
泣けちゃうんです、なぜかとても
初めて「はじめての文学」シリーズを読みましたが、コレ、結構いいです。その作家の癖とかもわかるし、自分がその作家を好きかどうかもわかりやすいと思います。まぁ、短編なので、長編になるとまた違う味を出す作家さんも多いと思いますが。
シリーズ制覇したいですね。
もともと浅田さんのお話は好きなのですが、はじめて短編を読み、やはり短編には短編のよさがあるのを思い知らされました。
浅田さんのお話は、ベースが非常に共通していて、人によっては「またかっ」って思うようなところもあるかもしれません。
でも、それぞれ独特のストーリーにしあがっていて私は好きです。
これを読んで、久々に涙をポロポロ流しました。
他の方の感想でも出てる「シエ XIE」ってお話です。
まぁ、同世代の女性の気持ちが描かれてて、そこにハマってしまったのでしょうね。
5つの短編が収録されているのですが、すべて100%に絶賛できるってわけではないです。時には、「それはちょっと…」って思ったりもしました。でも、好きなんですね。根本のメッセージ、というか何かが。
浅田さんはまだ読んだことがないって方、ここから入ってみるのもいいかもしれません。




