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大前研一 敗戦記

大前研一 敗戦記
By 大前 研一

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  • Amazon.co.jp ランキング: #179149 / 本
  • 発売日: 1995-11
  • 版型: 単行本
  • 290 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
大前研一は北朝鮮籍だ──知事選挙で流されたデマ。ビジネス理論の世界から政治の世界へ飛び込んだ筆者が書き下ろす体験的政治論

内容(「BOOK」データベースより)
私財六億円を失い、財界人は手の平を返し、プライドは泥まみれになった。ビジネスから政治の世界に飛び込んだ著者が書き下ろす体験的政治論。

内容(「MARC」データベースより)
95年4月の都知事選挙、7月の参議院選挙に候補者として立候補し、ビジネスから政治の世界に飛び込んだ著者が書き下ろす体験的政治論。選挙で体験したこと、著者の自分史、日本を幸せにする政策、今後の方針の4部から構成。*


カスタマーレビュー

痛々しい5
都知事選挙に打って出た著者の生々しい戦歴がありのままに記されており、痛々しい。敗戦後、著者は、日本国民は大前氏に政治家としてではなく、別の形で日本をよくしてほしいと思っていることを悟っていく。ぜひ応援したい。

大前研一の最高傑作5
数多く執筆されている大前氏の中で、名著は幾つかある。

この著書がベストである。なぜか。それは大前氏が謙虚に語っているからである。氏の本の多くは、構想力とトレンドのつかみ方にあると思っている。特に氏の執筆記事や本の中で、面白く構想力がある本は、彼の若いころの本に多い。

最近は、トレンドのみを、まるで薄くなったカルピスを飲ませるがごとく本屋に陳列させている。その状況に関して、悲しいの一言である。しかし、この本は違う。氏が戦った経緯が記されているからでもあり、現実を記してあるからだ。氏のコンサルとしての能力は、やはり世界と日本との時差からくる観察力と情報力によるものが多い。つまり、アメリカはこうだが、日本はこうだという論調である。現象をたくみにとらえてはいるが、浅い、そしてあまり役に立つようには思えない。しかし面白い。それは落語を聞くかのような面白さがある。聞き終わったときには忘れてしまうのが残念だが。

トレンドをとらえ、上から下々の人々に訓示を垂れる大前研一と、常に外圧から利益を得ようとする方たちが一緒になり、大前流を広めてきた。私自身、そこに価値があるかといえば、それほど価値があるとは思わない。

しかしながら、この本は、現実を見据え、戦った一人の勇気ある人物の独白記だ。さまざまな批判があるものの、この本を記した、一人の人物は尊敬に値する。なぜなら戦い、行動したからだ。

この本は氏の著書の中でトップにくる本であり、行動することに意義を見出す人物にぜひ読んでもらいたい。

改めて日本の政治の病巣を認識した5
成功が当たり前で、失敗などとは無縁のような大前さんが、日本の政治・選挙に破れた。その回顧録であり、著者の体験を通して、日本の政治とその仕組みの病巣を知ることが出来る。選挙に際して、大新聞が一体何をやらかしているか、選挙制度の改正とはどういうものであったか、さらには、選挙に立候補した人にたいする誹謗・中傷の数々。政策を語ることの出来ない日本の選挙戦。
日本の政治と仕組みの得体の知れなさに暗鬱とした気分になる。有権者が、しっかりと選挙に加わらなければ、いつまでたってもこの状態は続くであろう。
反省するとともに、いつの日か再び著者に立ち上がってほしいと思う。