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思想の英雄たち―保守の源流をたずねて

思想の英雄たち―保守の源流をたずねて
By 西部 邁

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  • Amazon.co.jp ランキング: #420095 / 本
  • 発売日: 1996-04
  • 版型: 単行本
  • 301 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
日本で無視され続けてきた西欧近代のひとつの側面を、代表的な思想家を題材にとりながら鮮かに分析し、未知の世紀への指針を示す

内容(「BOOK」データベースより)
彼らが冷静に確信をもって予言しかつ解釈した大衆社会の諸相は、現代日本の姿そのものではないのか。

内容(「MARC」データベースより)
日本で無視され続けてきた西欧近代のひとつの側面を、代表的な思想家を題材にとりながら鮮やかに分析し、未知の世紀への指針を示す。近代社会の病理を照射し続けた思想家の系譜。


カスタマーレビュー

保守思想5
なぜか日本では西洋哲学者の研究に於いてキリスト教が無視されることが
少なくない。神学的無知やキリスト者の少なさにも原因はあるだろうが。
例えばニーチェやカントについてもまるで神を知らなかったかのような
言述を見ることも少なくない。その点本書はその点も抑えた上で
保守思想家たちを論ずる。日本では紹介されない文献も紹介してあり
理解を助ける。良書である。

保守思想家を知るために4
西欧の保守思想の原点にあった思想家の解説。
エドマンド・バークやアレクシス・ド・トックヴィルなど、日本の一般読者にはあまり知られていないが、保守思想の中では重要な人物の思想を解説している。
著者の独自な視点には、疑問を感じることもある。

しかし、日本人はほとんど知らないが、西欧思想史において無視することはできない思想家ばかりなので、その思想の一端だけでも知っておくべきたと思う。

15人の思想家との対話と戦後日本を超えて5
 鋭利な若手の保守派・中川八洋『保守主義の哲学』(PHP研究所2004)と読み比べると面白い。評価すべき保守思想家の選定において両者はほとんど重なるが、唯一ニーチェのみが「日本を害する」(中川)とされ本書ではそれはポストモダン的相対主義の理解であり相対主義と闘った思想としてもっと深く理解されるべきであると論じられている。また、中川の書がエドワード・コーク卿という日本では一切知られていない英法学者を特に力を入れて論じているのに対し、本書で紹介される思想家たちは全て入手し易い邦訳が何冊かはあり故に既存の読解とは違う保守思想としての読みが披瀝されていることに注目すべきである。本書の姉妹編とも言うべき日本の思想家を扱った『思想史の相貌』(世界文化社)も必読である。その段で行くと、今後東洋編が書かれることも期待されるが、書かれるべきものはおそらくは未来の書き手に委ねられていると言った方がいいのかも知れない。