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蘭陽きらら舞

蘭陽きらら舞
By 高橋 克彦

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  • Amazon.co.jp ランキング: #117705 / 本
  • 発売日: 2009-02
  • 版型: 単行本
  • 358 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
胸にしみる人情話から背すじも凍る幽霊譚まで捕物帖の醍醐味が満載!大好評「だましゑ」シリーズ第4弾!若衆髷を結い、女と見紛う美貌だが、役者仕込の俊敏さで荒事もこなす蘭陽が、相棒の春朗(後の葛飾北斎)とともに江戸の怪事件に挑む―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 克彦
昭和22(1947)年、岩手県盛岡市に生まれる。早稲田大学商学部卒業後、美術館勤務を経て、58年『写楽殺人事件』で第二十九回江戸川乱歩賞を受賞。その後、61年『総門谷』で第七回吉川英治文学新人賞、62年『北斎殺人事件』で第四十回日本推理作家協会賞、平成4(1992)年『緋い記憶』で第百六回直木賞、12年『火怨』で第三十四回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

人情話+幽霊譚4
「だましゑ」シリーズ第4弾の連作短編集です。
このシリーズもキャラクターがどんどん増え、時代も田沼意次の時代から松平定信の時代に移り、今回のメイン・キャラクターは、女形でとんぼを得意とする蘭陽が「きらら舞」を武器に春朗(葛飾北斎)と共同で大活躍をします。

全部で12編の短編からなっていますが、全体で一つのストーリーになっていて、中には母親が殺され残された遺児を養子にしようとする話や、かつて世話になった年上の女性(?)への想いを胸にしながら追い詰める話など、人情話が心を和ませてくれます。
その合間合間にお馴染みの幽霊譚が挟まれており、なかなか楽しめる作品になっています。

春陽、再び登場です3
女形の蘭陽が主人公ですが、のちの葛飾北斎である春陽とコンビを組みます。でも、舞台っぽい仕掛けで事件を解決する短編は少なく、沢田ふじ子ばりの人情ものが中心です。その分、蘭陽による腕ずくで事件を解決しているところは、シリーズファンとしては残念です。