まほろ駅前多田便利軒
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #122060 / 本
- 発売日: 2006-03
- 版型: 単行本
- 334 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
内容(「BOOK」データベースより)
東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。
内容(「MARC」データベースより)
お困りの節はお電話ください。多田・行天コンビが迅速に解決いたします-。東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか…。
カスタマーレビュー
楽しめました。
駅前で便利屋を営む多田とそこに転がり込んできた行天の
1年間を描いた作品。
飄々とした行天のおかげで、いろんな厄介ごとに巻き込まれる多田だけど
それが悪くない結果を生んでるから不思議です。
マンガのように個性の強いキャラクター設定と
ゆる〜い感じのストーリー展開がなかなか楽しい。
そのうちドラマで見てみたい感じがします。
伏線がうまく張ってあるので、後半はひきつけられる。
他の方もおっしゃっていたように、これが直木賞?と言う感じは否めない。
文章は整っていて、伏線に引きずられるようにして後半はグングン読み進めることが出来、1冊の本としてなら十分に楽しめる内容。
登場人物は誰も個性的だが、地の文に個性がない。
そのせいで、物語が佳境を迎えるまでの間、読むのに集中力が必要なのが残念。
優等生の書く作文のように整っているが、
「これが三浦しをん!」と言うものはあまり感じられなかったかも。
不思議な友情(?)のお話
「まほろ市」なんて都市が本当に東京にあるのかと検索してみたら、ヴィキで「様々な小説の舞台となる架空の都市の名。幻(まぼろし)を都市名にしたものでユートピアと同じく『どこにも存在しない場所』の意味を持つ」と書かれていました。
でも、なんだかとってもリアリティのある町並です。
そのまほろ市で便利屋を営む多田といきなり転がり込んできた行天の、そっけないような、でも、どこかで深く結びついているような不思議な距離感が興味深い主人公です。
各々の話で出てくる登場人物も、現実にいそうな人間なんですが、どこかに一癖を持っていて面白い。
人間というのは、通り一遍で見ればありふれているかもしれないけど、よく見てみると本当は珠玉のように光る部分を持っているのかもしれないなぁと思わされました。
便利屋稼業が仕事なのでともかく生活感が溢れているのに、所帯染みない楽しい作品です。
最後までチワワをチワワと呼ぶ感性と、結局は行天を拾ってしまう多田の見かけによらぬお人よしぶりが気に入りました。





