坂の上の雲 四 新装版
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #102999 / 本
- 発売日: 2004-05
- 版型: 単行本
- 509 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
国家の命運をかけて、大国ロシアと若き日本が激突!
日露戦争開戦直後から難航不落の旅順要塞をめぐって両国は血を流しつづける。戦略と戦術に全力を注ぎ、大国ロシアに日本が挑む
内容(「BOOK」データベースより)
旅順の乃木軍司令部から児玉のもとに入ってくる報告は、ことごとく敗報であった。―旅順の要塞との死闘はつづいていた。要塞に対し正面攻撃に固執する乃木軍は、兵士たちを死地へと追いやりつづけた。兵力が衰えるなか、攻撃の主目標を二〇三高地に限定せよとの声が高まる。そこからは、旅順港が眼下に見下ろせるからであった。「日本人とは何か」を問う畢生の大作。
内容(「MARC」データベースより)
旅順の要塞との死闘はつづいていた。正面攻撃に固執する乃木軍は、兵士たちを死地へと追いやり続けた。その中、攻撃の主目標を二〇三高地に限定せよとの声が高まり…。「明治」という時代を描く叙事詩。昭和46年刊の新装版。
カスタマーレビュー
明治日本の純粋さを見た
列強の侵略の恐怖に追い立てられるようにして開国、ほとんど無血に近い明治維新という革命を成し遂げた明治日本が、悲痛なまでに苦しい国際情勢の中で「生き延びるため」に、まだ色濃く残る「武士道」の世界と「近代」の相克の中で、苦しみぬきながらも必死にはい上がっていく姿が描かれています。
ただし、戦争や英雄礼賛の物語ではなく、世間の風評にとらわれず、内外の文献を調査のうえ、登場人物の力量や性格について誉めるべきところは誉め、批判すべきことは徹底的に批判することにより、この時代の人間像を過不足なく描ききっています。
作者も指摘している通り、正岡子規、秋山兄弟という一応の主人公は、この「時代」と「人間像」を描くための一つの題材にすぎません(もちろん、彼ら3名はそのそれぞれの生き方について、英雄たるにふさわしいほどの魅力を持ってはいます)
明治日本人の「生きる」ことへのひたむきさ、一方での、生き抜くために必要な合理主義的な考え方、未来を信じる楽観的な見方などは、前途に希望がもてず閉塞感がただよう現代の我々こそ、見習うべきものなのではないでしょうか。
第4部では、日露戦争最大の惨戦である旅順攻略戦と満州での陸軍の戦闘を中心に描かれています。
無能で意固地な上にプライドの高い参謀を戴き、自らが破滅の道を突き進む乃木軍と、型破りな行動により、一瞬にして状況を一変させた児玉の作戦の見事さが印象的です。
ロシア軍・日本軍双方を苦しめる、官僚組織や官僚的な考え方(なわばり意識など)がいかに人間の創意工夫の余地を奪っていくのか、身につまされることが多いです。





