蝶の戦記
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #1334683 / 本
- 発売日: 1987-12
- 版型: 単行本
- 428 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
天を奔るか、地に潜むか?上杉謙信を助けんと、白い肌を男に許しつつも、忍びの技と道に身を賭してゆく女忍び於蝶の魅力!
カスタマーレビュー
凛々しい女の後ろ姿
舞台は戦国時代初期、ヒロインは於蝶という名の女忍びである。上杉方に味方する頭領の下知をうけ、謙信の身の安全や、患者が入り込んではいないか、常に目を光らせている。今の時代でたとえるなら、軽すぎるように響くかもしれないが、ハイリスクなスキルワーカー、とでもいおうか。
於蝶の自分の任務に対する姿勢は、真摯の一言に尽きる。師匠の伊佐木という老女の技量に自分はとてもかなわぬ、と気づいた時の自らを省みる潔さや、彼女のように実力のみがものをいう世界で生きている者たちだけが醸しだす、ある種の緊張に彩られた物語には、ページを繰る手を休める暇もない。
また、武士とも、男の忍びが相手でも磨き抜いた技を恃みにわたりあうその活躍にも、胸のすく思いがする。
上杉家が傾き、一門の忍びがすべて死に絶えても、於蝶はただ一人、織田信長の首を狙って発った。その姿は、悽愴にして美しい。

