100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #826 / 本
- 発売日: 2009-10-09
- 版型: 単行本
- 381 ページ
エディターレビュー
内容紹介
「影のCIA」と呼ばれる情報機関ストラトフォーの創立者でCEOをつとめる政治アナリスト・フリードマンが予想する衝撃のこれからの世界は……。
・アメリカ・イスラム戦争は近く終局をむかえる。
・勢力を回復したロシアは、アメリカと第2の冷戦をひきおこす。
・アメリカへの次の挑戦者は中国ではない。中国は本質的に不安定だ。
・今後、力を蓄えていき傑出する国は、日本、トルコ、ポーランドである。
・今世紀半ばには、新たな世界大戦が引き起こされるだろう。その勝敗を左右するのはエネルギー技術であり、宇宙開発である。
・そして、今世紀の終わりには、メキシコが台頭し、アメリカと覇権を争う。
地政学の手法を駆使してフリードマンが見通す未来は、一見荒唐無稽に感じられても合理的で、的確な洞察力を感じさせる。示唆に富む未来覇権地図がここに描かれている。
内容(「BOOK」データベースより)
「影のCIA」と呼ばれる情報機関ストラトフォーの創立者でCEOをつとめる政治アナリスト・フリードマンが予想する衝撃のこれからの世界は…。地政学の手法を駆使してフリードマンが見通す未来は、一見荒唐無稽に感じられても合理的で、的確な洞察力を感じさせる。示唆に富む未来覇権地図がここに描かれている。
著者について
1949年生まれ。ニューヨーク市立大学卒業後、コーネル大学で政治学の博士号を取得する。ルイジアナ州立大学地政学研究センター所長などを経て、1996年にインテリジェンス企業ストラトフォー(www.stratfor.com)を創設。政治、経済、安全保障にかかわる独自の情報を提供し、「影のCIA」の異名を持つ企業をCEOとして率いている。その顧客は世界中の一流企業からアメリカ政府機関や外国政府までと幅広い。これまでに『新・世界戦争論@@なぜアメリカは戦うのか』や、夫人のメレディスとの共著の『ザ・カミング・ウォー・ウィズ・ジャパン@@「第二次太平洋戦争」は不可避だ』『戦場の未来@@兵器は戦争をいかに制するか』などの著作がある。テキサス州オースティン在住。
カスタマーレビュー
ブレジンスキー,WW2リプレイ,SDI
★内容的にはブレジンスキーが言ってることと同じ
ポーランド重視なのもブレジンスキーの息がかかってるからだろう
今後、アメリカが覇権国であり続けるために
次の覇権国が育たないように不安定化させるにはどうするかを終始考察している
このあたりの手口はCIAの前身であるOSSの時代から変わっていない
★話の道具立ては地政学
合理的選択論を否定しながら、地理的条件や人口論から予測を進めていくが
第二次世界大戦でこの国はこう動いたよねという根拠付けが多く、
結局は第二次世界大戦を100年後にリプレイしたようなストーリーになっている
2040年あたりまでは地理的な条件から個々の主権国家単位で動きを予測しようとするものの
宇宙に出た途端に、宇宙での地政学を語ろうとして一気に笑い話になる
普通に政治学、経済学、国際関係からみたらいろいろ欠けてるものがあるし、
この程度の言いっぱなしの話を地政学と呼んでよいものかどうか迷うが、
著者の勢いがノリノリなのでかなり楽しい
当たるかどうかよりも予測することに意義がある
まず、どこの国が台頭しどこの国が没落するのか、というようなシナリオは楽しく読めるし、これまであまり注目しなかったような地理や歴史の知識を得ることができて、単純にとても有意義な本だと思う。
著者も言っているように、9.11のような単一の事象・事件を予測することは不可能だし、100年後本当にこういうことになるのかどうかは確かめようもないことだ。だが公的機関やグローバル企業においては、現状を見据え、歴史に学び、そこから遠い未来を予測しようとすること自体(それを聞くこと自体)に、たぶん大きな意味があるのだと思う。だから著者のストラトフォーという企業は成り立っている。当たるかどうかは実際にはあまり関係ないし(これ読んで新興国の株を買おうとしないかぎりは)、そこに目くじらを立てるべきではない(そんなことしていたら天気予報なんて見られなくなる)。
「予測」のテクニックやシナリオの描き方は、もっと卑近なビジネスにおいても役に立つ。欲をいえば、予測のための情報をどのように集めて分析しているかというツールも紹介してほしかったが、そこはたぶんストラトフォーの企業秘密なので難しいんだろうな。
読み物として面白い
未来予測の本です。
細かい予測は大抵外れるものですが、ここでは今後100年の世界動向を予測しています。
根拠になっているのは地政学。過去の歴史分析から未来を導き出す、という手法です。
長期予想だから「流れは読める」とのことです。
ただ、どうも過去に囚われすぎている様で、そこに登場する主役はアメリカ帝国、
大日本帝国、オスマン帝国。(とポーランド)これって単に1900年代からの世界の
流れを未来に置き換えただけじゃないの?という疑問も湧きます。
(ドイツの代役は(オスマン)トルコだそうです。)
1900年からの現在への流れなので、当然主役はアメリカ帝国なんですが、
現在のアメリカが、どうやって覇権を維持しているか?という分析は中々鋭いです。
また、過去にキリスト教文明に挑戦したオスマン帝国や大日本帝国に対する恐怖心も
見て取れます。
ただ、力の源泉の一つであるコンピュータを操るプログラミングは英語が使えないと
できないから、英語は今後も優位にたつ、という認識は明らかに間違っています。
(英語が苦手だけど優秀なSE/プログラマーは世界にごまんといます。)
実際今後も英語が優位にたつんだろうけど、根拠が間違っている、と思う。
また、経済が発展するにつれて人口増加に歯止めがかかり働き手が減る。という処
までは「そうかもなー」と思わせるのですが、そこから導き出される結論が、
「世界中で移民を奪い合う様になる。」だったりします。一方で、ロボット技術は
非常に発達するそうで、そうであれば「ロボットが労働者不足を補う」かもしれない
のですが、そういった視点はありません。この「世界で移民を奪いあう」状況が
世界のパワーバランスを推論する根拠になっているから、この点だけでもどうかなぁ。
って感じです。
ただ思考実験の結果としての読み物としては大変面白く、SFだと思えば、かなり
楽しめると感じました。(アメリカ人の指導層がこれを真に受けているとは思え
ませんけど、アメリカではこの本はベストセラーになったそうで、ちょっと心配。)





