私の選んだ文庫ベスト3 (ハヤカワ文庫JA)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #735891 / 本
- 発売日: 1997-10
- 版型: 文庫
- 330 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
どういうわけか、日本人は文庫本のあの小さな判型が大好きである。そしてあまたある文庫本には詩、小説、評論、エッセイなどなど人類の叡知の集大成ともいうべき、古今東西の名著が集っている。各界の名うての“本読み”の達人たちが、愛してやまない著者の作品の中からベストの3冊を選び、その魅力を語りつくす。読書家を自認している方、愛読書をお探しの方、さらなる知の世界をお求めの方々必読の、偏愛的読書ガイド。
カスタマーレビュー
頭のいい企画
面白い。この企画を思いついた人は頭がいいと思う。作家、評論家、実業家などいろんな人が自分が好きな作家についてその作家の文庫本のベスト3を選ぶというもの。つまり書評でもあるが、好きな作家へのファン・レターでもある。それぞれの思い入れがそれぞれの書き方で表される。
で、これを読んで、すでに自分が好きな作家についての文章は「そうそう。そうなんだよねー」と頷き、知らない作家については「へぇ、そうなんだ。ちょっと読んでみようかな」と食指が動く。そんな感じでわたしが好きだったのは、田村隆一選の山本夏彦、瀬戸内寂聴選のM・デュラス、諸井薫選の永井荷風、鹿島茂選のデュマ、如月小春選の正岡子規、安部譲二選のアポリネール、中山千夏選の深沢七郎、萩尾望都選のブラッドベリ。
萩尾望都の文章のこの一文にうなった。
「レイ・ブラッドベリは、成長する魂が一日ごとに世界に目覚めてゆくときめきを語り続けた作家だ。」こんなにズバリと言えるなんて並大抵のファンじゃない。


