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デジカメ時代の写真術 (生活人新書)

デジカメ時代の写真術 (生活人新書)
By 森枝 卓士

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  • 発売日: 2003-07
  • 版型: 新書
  • 205 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
ちょっとしたコツで、驚くほど写真が上手くなる!人に見せて恥ずかしくない、あげて喜ばれる写真はこう撮る。カメラの基本の「き」から、手軽ながらプロ並みの写真が取れるワザまで、あなたの写真がみるみる上達するコツが満載。携帯性、利便性がグンと向上した「デジカメ」の特長をおさえ、目的別の選び方や楽しみ方も紹介。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森枝 卓士
写真家・ジャーナリスト。1955年熊本県生まれ。高校時代、米国の著名な写真家、W・ユージン・スミスの知遇を得、この道を志す。78年国際基督教大学(ICU)卒業。以来、東南アジアをはじめ世界各地に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

写真素人から脱出するための良質な指南書5
こういう工夫をして、こういったところに気をつけて撮影すれば、なかなかまともな写真を撮ることができますよ、ということが具体例を挙げながら論じられている。プロの撮影テクニックで、素人がまねできそうな技術の紹介もある。写真のど素人から脱出したいと願う人にはうってつけの本だといえよう。おススメ。

プロの写真術はちょっとした工夫の連続の上に成り立っていたんだ!4
 目からウロコが落ちるような撮影ヒントが意外と満載で、実に有益な本だと思いました。

 例えば旅行の記念写真を撮る際に、訪れた先の名所旧跡の類いがあまりに巨大で、それと知人・友人とを同じフレーム内におさめようとして、ついつい人物のほうが豆粒のように小さくなってしまう経験が私にもあります。この本では、そんなときに取るべき工夫について教えてくれています。知人・友人のその場の表情こそが命であり、名所旧跡はそれと分かる程度の背景にとどめ、むしろ人物にぐっと近づいて腰から上くらいのサイズで大きく撮ることを勧めています。名所旧跡自体の全景写真はプロが撮った絵葉書を土産物店で買えばよいではないか、という「割り切り」を伝授してくれています。

 本書には実際に人物を大きく、そして訪れた場所を背景にとどめて撮った写真の実例が掲載されています。それを見るとその素晴らしさは一目瞭然。どうしてこんなことに気がつかなかったのだろうと思うほどです。

 また、ちょっと高台から眺め下ろす角度でシャッターを切ると、被写体の人物が水平線や地平線で首や腰を切りとられるような印象の写真を撮らずに済む、というアドバイスが載っています。これなども今度ぜひ実践してみたいという気にさせられました。

 さらに言えば、結婚式などで新郎新婦ばかりでなく、花嫁の指輪をした手のアップとか、ろうそくのアップなど、小物も狙って撮影しておくと、あとで雑誌グラビアのようなメリハリのあるアルバムが作れるというヒントが書かれています。このくだりも、思わず膝を打ったほどです。

 デジカメと一眼レフ、それぞれの長所短所を比較列挙していますから、どちらを買おうかと迷っている読者にはとても参考になると思います。

 この程度の価格で、自分の写真術をぐっとレベル・アップさせることが出来る様々なコツが手に入るとは、とっても得した気分にさせてくれる一冊です。

海外旅行の前にはぜひ!5
 食についての紀行文などで知られる森枝卓士氏。じつは、ユージン・スミスを師とする写真のプロだったのだ。この本を読んで初めて知った。
 手ぶれを防ぐコツだとか、シャッタースピードと絞りの関係など、基本的なことがおさえてある。

 が、やはりそれだけではなかった。運動会のとき子供に黄色の靴下を履かせておこう(遠くから見分けがつくから)だとか、街角でスナップを撮るには目立たぬようにしたほうがよいなど、豊富な経験があるからこそ語れることがたくさん載っている。多くの方にとって、考えていそうで考えていなかったちょっとしたコツが多く載っているので、カメラが趣味のアマチュアの方は、まず本書を買って損はしないと思う。とくに海外の取材経験が豊富なので、海外旅行でいい写真を残したいという方には請け合いだ。

 デジタルカメラとフィルムカメラとの性能も比べている。プロのカメラマンである著者がデジタルに軍配を上げているぐらいだ。「デジタル」という前置きがなくても「カメラ」と言えば、デジタルカメラのことを指す――この本は、カメラがそうした時代に突入したことを示している気がする。